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モバイル開発に関する開発者の声

原文(投稿日:2013/09/14)へのリンク

Embarcadero TechnologiesはDimensional Researchと共同で全世界の1300人のWindows開発者を対象にした調査を実施し、高速に変化するモバイルアプリケーション開発の世界に対する開発者の興味を調べた。対象の開発者はWindowsベースのアプリケーションの開発を経験している。

調査によれば、回答者の65%が既存のモバイルアプリの機能を好ましく思っている一方で、58%がモバイル向けの新しいアプリが開発されることを望んでいる。約43%の開発者が既存アプリをモバイル向けに移植することに賛成している。

回答者の54%が複雑なアプリに基本的なUIが搭載されていることを好み、51%がモバイルに制限されたかたちでディスクトップアプリの機能性が提供されることを望んでいる。約28%の開発者が自分たちのモバイルアプリのRTMリリースが高い水準をクリアしていると思っている。また、95%がモバイルアプリケーションがWindowsベースのアプリケーションを置き換えることはないと考えており、今後もWindowsベースのアプリケーションを開発し続けるつもりだ。

筆者の考えは異なるが、この調査によれば、83%のWindows開発者がAndroidプラットフォームを好んでおり、33%だけWindows Phoneを信頼している。AppleのiOSは67%で2番目。14%の開発者がBlackberryを支持しており、残りの4%がSymbianなど他のプラットフォームを支持している。83%近くの開発者がアプリケーションを開発し提供するプラットフォームとしてAndroidを好んでいる。

約57%の開発者が継続的に新しいスキルを身につける必要があるという理由でモバイル開発に不安を抱いている。調査結果を見る限り、複数のプラットフォームでアプリをテストすることに複雑な気持ちを抱いているようだ。

さらに、新興企業はコストの問題に大きな関心を寄せている。45%の開発者がディスクトップ環境と比べてモバイルアプリを開発するツールは少ないと感じている。42%の回答者が、複数のプラットフォームで熟練の経験を積んだ開発者を見つけるのは難しいと感じている。

85%の開発者はHTML5やJava、Pythonのようなスクリプト/インタプリタ言語よりもネイティブアプリを好んでいる。2つ以上のプラットフォームでアプリを開発しようとしているのはたった17%だけ。27%はAppleとAndroidプラットフォームでアプリケーションを構築するのが良いと思っている。

共通のソースコードからディスクトップアプリケーションとネイティブのモバイルアプリを生成できるツールが必要だと考えているのは95%。

この調査では、開発者の熟練度も調べた。半数のWindows開発者がHTML5とJavaScriptの知識を持っている。44%の回答者がHTML5とJavaScriptを使ったモバイルアプリの構築で困難に直面したことがある。38%がこのふたつの言語のプログラミング言語として機能が足りていないことに不安を抱いている。

全回答者の中で、24%の開発者が10人から100人規模の企業で働き、5000人以上の開発者を抱える企業で働いているのは9%だけ。38%が10人以下の企業に雇われている。

22%の開発者はAPAC地域に済んでいる。53%はEMEA地域。残りの25%はAMER地域。約63%が開発者かエンジニア。残りの37%が開発マネージャ。

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