JetBrainsがWebStorm 7.0 GAをリリースした。EJS, Mustache, Handlebars, Web Component, Stylus, Karma, Istanbul, Compassをサポートし,数多くの拡張機能を備える。
ベータ版から間もなく,JetBrainsはWeb Storm 7.0を発表した。JavaScript, HTML, CSS, CoffeeScript, Dart, TypeScriptなど,さまざまなWeb技術を駆使するアプリケーション開発を目的としたIDEAベースのIDEである。
追加されたのは次のような機能だ:
- Embedded JavaScript (EJS), Mustache, および Handlebars テンプレート
- HTML5 Web Component
- Stylusの部分的サポート - コード補完,フォーマット,構文強調表示,CSSへのコンパイル
- LESS 1.4
- KarmaテストランナとIstanbulコードカバレッジツール
- Compass CSSオーサリングフレームワーク
WebStorm 7.0はNodeパッケージマネージャ,再設計されたRESTクライアントUI,最新バージョンのWebKit Remote DebuggerとV8 DebuggingプロトコルをサポートするChromeデバッガを統合している。またIDEからGitHubに直接プルリクエストをすることが可能だ。特定の操作用にコマンドラインを好む人のために,ターミナルウィンドウも用意されている。
言語サポートの改善の中でもっとも注目すべきなのは,CoffeeScriptとDartに関するものだろう。しかしながら,最新のTypeScript 0.9がサポートされたことも述べておく必要がある。興味深い追加機能として,すべてのプラットフォームで利用可能なフルスクリーンエディタモードもある。
過去12ヶ月以上(2012年9月26日以降)ライセンスを購入しているユーザは,無償でWebStorm 7.0にアップグレードできる。業務,個人および研究用の有償版の他,学生とオープンソースプロジェクト,およびMVP向けの無償版がある。