Webix UIコントロールが先日のアップデートで,サーバサイド統合の改善とバグ検出,さらにパフォーマンスの向上を実現した。最新版ではレイアウトの一部やテキスト入力など,任意のビューを無効にすることも可能になっている。
Webix 1.1では,次のようなコード行でコントロールのREST API使用が可能になる。
load:"rest->/users/",
save:"rest->/users/"
上記のコードはREST APIからデータをロードして,サーバ上での変更結果を保存するものだ。さらにRuby-on-RailsやYii, Express, MVCなど,サーバサイドのフレームワークもいくつか利用できる。
Webix 1.1 はローカルにデータをキャッシュするか,あるいはオンラインモードでサーバ側からデータをロードして,以下のコードのようにオフラインモードのキャッシュデータを使用することが可能だ。
load:"offline->mydata.php"
最新リリースではまた,データ格納と取得用に独自のメソッドを追加可能になるだけでなく,インデックスDBやソケット,あるいは任意のデータストレージに対してその動作を実行することもできる。次のようなテンプレート記述を用いて,XSSセーフな(純粋なテキストによる)テンプレートを定義することも可能だ。
template:"name: #!name#"
"近日リリースの1.2アップデートには,AngularjsやBackbonejsなどの著名なMVCフレームワークとの統合のように,重要な機能が含まれています。" と,XBソフトウェアの主任開発者であるMaksim Kozhukh氏は述べている。