Jurgen Appelo氏は最近、Champfrogs Checklistを発表した。これは内発的動機づけ (intrinsic motivation) を理解するための新しいモデルだ。
Appelo氏はManagement 3.0の作者で、The Creative Networkerというブログの著者だ。
Management 3.0のクラスで使った新しいアプローチとして、Appelo氏はこう提案した。組織内の個人にとって最も重要な内発的欲求について、私たちはもっと理解する必要がある。
Sebastian Radics氏はOn the agile pathというブログでこう言っている。
「10の内発的動機づけは、... 何が実際に私たちを動機づけるのか、優れた指針を与えてくれます。
Champfrogsは、モチベーションを得て維持する環境をどのようにサポートすればよいか、適切な質問を自分に問いかけるのに役立ちます。これは私にとって、人間指向の作業場への転換に重要なものです。」
Appelo氏はチェックリストについてこう言っている
「変化のアイデアを人間の内発的動機づけと欲求に合わせるチェンジエージェントのためのシンプルなツール」
すなわち、チームマネージャー、チームリーダー、人事スタッフ、チェンジマネジメント分野の知識を高めたい人のためのツールだ。
9月以降、Appelo氏はChampfrogs Checklistの各項目について詳しく説明してきた。
好奇心 (Curiosity): 私には調査すべき、検討すべきことがたくさんある。
誇り (Honor): 私の個人的価値がグループに反映されており、これが私の忠誠心を高めている。
承認 (Acceptance): 私のまわりの人が、私がやったこと、私という人間を承認している。
精通 (Mastery): 私の仕事には能力を必要とするが、まだ私の才能の範疇にある。
力 (Power): まわりで起こっていることに、私が影響を及ぼす余地が十分にある。
自由 (Freedom): 自分自身の仕事と責任で他人とは無関係である。
関係 (Relatedness): 私の仕事のまわりにいる人と、良い社会的関係ができている。
秩序 (Order): 安定した環境のためのルールやポリシーが十分ある。
目的 (Goal): 私の人生の目的が、私がやっている仕事に反映されている。
地位 (Status): 私の地位が良好で、いっしょに仕事をする人に認識されている。
Appelo氏は、このモデルは大体「Steven Reiss氏の著書であるThe 16 Basic Desires」に基づいていると述べている。