ComponentOneがStudio Enterprise 2013 v3をリリースした。WinFormsとASP.NET両方に対応した先進的なテーマ機能,ASP.NET用の新しいコントロール,Windows Store対応の開発機能に加えて,Visual Studio 2013, Windows 8.1, Bootstrapのサポートが追加されている。
最新リリースにはThemeRoller for ASP.NET Wijmoが追加されている。主要なプラットフォームすべてに対して,テーマを使ったアプリケーションのカスタマイズが可能になる。モバイルベースのListViewとAppViewの各コントロールも新たに含まれている。タッチ操作を中心としたモバイルアプリケーションを簡単に作成できる。
ListViewコントロールではデータ表示やナビゲーション,検索結果などのリストを作成することができる。AppViewコントロールは,組み込みナビゲーションやAJAXでロードされるコンテンツを持った画面で使用するのに適している。Studio for WinRT XAMLには他にもSparkline, DropDown, Mapなどのコントロールが新たに加わり,PdfViewer, FlexGrid, RichTextBoxといったコントロールが拡張されている。
Sparklineコントロールは小さなスペースでトレンドを表示することができる。またDropDownコントロールはカスタムエディタを使ってデータを投入する機能を,Mapコントロールはさまざまなソースの情報を表示する機能を,それぞれ提供する。
Studio Enterprise 2013 v3はWindows 8.1とVisual Studio 2013をサポートする。これにはBootstrapテーマフレームワークをベースとする,新しいプロジェクトテンプレートが使用されている。C1CommandプラットフォームベースのRadiaMenuコントロールも新たに加えられた。Microsoft Excelがインストールされていない環境でも,Excelにデータをエクスポートすることができる。
最新リリースのRichTextBoxコントロールには,スペルチェックや多言語辞書のサポートが追加され,イメージとUIコントロールのPDFエクスポートが可能になった。また3Dチャートコントロールでは,グラフィック能力を最大限に活用するために,グラフィックカードのハードウェアアクセラレーション機能がサポートされている。