TelerikのASP.NETコントロールスイートに同梱されているLightBoxポップアップコントロールは,テンプレートをサポートしている。イメージやiFrame,HTMLコード,ASP.NETサーバコントロールなど,さまざまなタイプのコンテントを保持することが可能だ。SqlDataSourceやLinqDataSource, EntityDataSource, ObjectDataSourceといった,異なるデータソースにバインドすることもできる。
コントロールは自動サイズ変更やキーボードナビゲーション,ページング,モダリティなどの機能を備えている。オープンと非表示,次/前の操作などで,別々のサイズ変更やフェードアニメーションを設定することも可能だ。Visual Studio 2013のツールボックスでダブルクリックすればコントロールを配置できる。使い方は次のようになる。
<telerik:RadLightBox ID="RadLightBox1" runat="server" DataSourceID="SqlDataSource1"
DataImageUrlField="ImageUrl"
DataTitleField="ImageName"
DataDescriptionField="ImageInfo">
</telerik:RadLightBox>
上記のコードでは,コントロールはSQL Serverデータソースにバインドされている。他のコントロールと同じように,codebehind属性を使ってバインドすることも可能だ。ListBoxにはItemsコレクションがひとつ含まれている。コントロール宣言,C#あるいはVBによるcodebehind,クライアント上のJava Script API使用という,3つの方法で管理することができる。
Itemsコレクションを扱うためには,RadLightBoxItemのオブジェクトを生成して必要な記述やタイトル,URL,幅と高さを追加する。そして最後に,オブジェクトのコレクションをRadLightBoxコントロールのインスタンスに,以下のように設定すればよい。
RadLightBox1.Items.Add(newItem);
Telerikのソフトウェア開発者であるDaniel Peichev氏は自身のブログ記事で,トリガコントロールとItemsコレクション内の項目との関連付けを行うのに必要なステップを検証している。