DevExpress Universal 13.2には,ASP.NET WebFormとMVCプラットフォームのいずれでも利用可能なToken Boxコントロールが追加されている。ドロップダウンウィンドウリストから選択するか,あるいは直接入力することにより,事前定義されたリストを使用したオートコンプリートが可能だ。
Token BoxコントロールはDataBindingとしての機能を持つと同時に,DevExpressの持つテーマもすべて継承している。カスタムトークンの作成や,AllowCustomTokensプロパティを使ってドロップダウンリストからトークンを選択することもできる。またはShowDropDownOnFocusプロパティで,エディタがフォーカスを取得したときのドロップダウンウィンドウの可視性をコントロールすることも可能だ。
"視覚的なヒントは選択済みの項目を表示する方法であると同時に,選択した項目を簡単に確認できるという意味では,ユーザに対して優れたインターフェースを提供するものだと思います。" DevExpressでプログラムマネージャを務めるMehul Harry氏は述べている。
ウィンドウに項目が入力されると同時に,コントロールがドロップダウンリストをフィルタするような設定も可能だ。ユーザがドロップダウンから選択した項目を示すだけでなく,後になってから不要な値がいつでも削除できるように,項目の右端にXマークを追加することもできる。