Google Cast SDKがMPEG-DASH、HLS (HTTP Live Streaming)、Smooth Streamingを含むアダプティブストリーミングをサポートしてリリースされた。Cast_IconsとGoogleCastIconsの更新に加えて、いくつかのセキュリティ強化も含まれている。
開発者はSDKを使うことで、新規および既存のモバイルアプリやWebサイトにChromecastを統合することができる。最新リリースはAndroid、Web、iOSプラットフォームで利用可能だ。Google Cast Android APIとGoogle Playサービスを組み合わせ、また完全にオーバーホールされたAPIを含んでいる。
ユーザはGoogle Castを使うことで、携帯電話、タブレット、ノートPCといった小型機器からテレビのような大きなディスプレイに対して、コンテンツをコントロールすることができる。SDKを使うためには、既存のモバイルアプリやWebアプリにSDKを組み込み、Google Cast SDK Developer Console経由で公開する必要がある。
デフォルトのメディアプレイヤーを使ったChromecastでコンテンツを表示するもできるし、CSSを使って独自のブランドとスタイルにカスタマイズすることもできる。非メディアアプリケーションのために標準Web技術を使ったストリーミングプロトコルをすべて利用することにより、独自の受信アプリケーションを構築することもできる。
GoogleはAndroid、iOS、Chromeプラットフォーム向けにサンプルアプリを提供しており、Cast Companion Library for Androidも含まれている。公式情報によると、すべてのChromecastデバイスはGoogle Cast SDKをサポートするようアップデートされる。さらに、SDKの最新リリースをサポートしたChromeとiOSのエクステンションが本日リリースされる予定だ。Android向けAPIはGoogle Playサービス4.2アップデートとともに数日以内にリリースされる。