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SharpDevelop 5リリース

原文(投稿日:2014/02/14)へのリンク

SharpDevelop 5 Beta 1がリリースされた。クラスブラウザサーチグルーピングが搭載されており、パーシャル型のGo To定義が改善されている。また、ILSpyも統合されている。この最新のリリースのクラスブラウザはすべてのプロジェクト、名前空間、型、型メンバの階層構造を見ることができる。型メンバをダブルクリックすればコードエディタが表示され、右クリックではナビゲーションやリファクタリングコマンドを実行できるコンテキストメニューが表示される。

もとは2000年に開発されたSharpDevelopだが、今や、外部のどんな.NETアセンブリでも読み込むことができる。ILSpyと同じようにファイルシステムからでもGACからでも読み込める。開発者はダブルクリックした型の逆コンパイルしたコンテンツを見ることができる。

SharpDevelop 5以前では、ウィンドウやコントロールの型の名前をCtrl+クリックすることでクラスのXAMLを表示することができた。しかし、最新のリリースでは、移動したいファイルの名前がポップアップで表示される。また、プロジェクトを検索する機能やプロジェクトとファイルをまとめて検索する機能も提供する。また、AddIn Managerのインターフェイスも提供する。これは、IDEの機能をアドインで拡張するのに使える。アドインはNuGetや*.sdaddinパッケージファイルで追加できる。

最新のリリースには現在デバッグしているプロセスを表すノードが含まれている。読み込んだモジュールとILSpyのようにメソッドを開いたり、逆コンパイルできる。ソースコードなしでメソッドにステップインできるのだ。開発者はブレイクポイントを設定し、ステップスルーしたり、式を評価したりできる。

"私たちは今SharpDevelop 5を開発しています。多くの生産性の改善を行っています。ひとつ興味深いのはSD5はライセンスを変えたことです。SDのコードを別のアプリケーションで利用できるのです。"とSharpDevelopプロジェクトのChristoph Wille氏は言う。

SharpDevelop 5にはカーソルを使ったインサート、コンテキストアクション、コードインスペクション、スクロールバー、バックグラウンド構文チェック、リンクモード、変数の自動命名、XMLベースのツールチップなどの機能を搭載している。さらに、開発者はCtrl+F7で式をウォッチできる。

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