.NET用のユニットテストツールTypemock Isolatorのv7.4.3がリリースされた。FastFixのサポート,SmartRunnerの拡張,Visual Studio 2013とTeam Foundation Server (TFS) 2012のサポートに加えて,新しいテストプレビューウィンドウを備えている。FastFixが導入されたことにより,テストがデバッグ作業が関連付けられるだけでなく,すべてのテスト状態の可視性も確保されるようになった。これによって開発者は,ファイルやビューの間を切り替えて確認する必要がなくなる。
最新のリリースには改良型のSmartRunner機構が含まれている。ユニットテストを即時実行しながら,統合テストをゆっくりとアイドル時間に実行するようなことも可能だ。さらにはメニューの更新やハイライト機能,操作性の向上に加えて,テスト中のコードを同一画面に表示可能な,新しいテストプレビューウィンドウも追加された。
公式発表によれば,TypeMockの自動ユニットテスト機構は,製品コードから退行バグを取り除くことによって高コストな開発時間を節約すると同時に,テスト駆動シナリオにおけるコード設計作業の改善に益するということだ。