1.0リリースから1ヶ月のうちに、Docker 1.1.0がリリースされた。これには、.dockerignore、コミット中のコンテナの一時停止、ログのtailや多数の改善が含まれている。
注目すべき機能と変更点は以下の通り。
- .dockerignoreを使うことで、ファイルをデーモンに送る時に特定のファイルやディレクトリを無視できる。
- docker commitはコミットがなされるコンテナを自動的に一時停止する(無効にすることも可能)。動作中のコンテナにコミットすることはいずれにせよ推奨されておらず、これは便利な機能だ。
- ログの最新x行を得るために、コンテナのログをtailできる。
- tarファイルを"docker build"のコンテキストとして追加できる。
- ファイルシステム全体(/)をコンテナにバインドマウントできる。
多数のパフォーマンス、API、その他マイナーな改善も含まれている。その完全な一覧についてはリリース発表を参照。
Dockerは仮想コンテナ技術であり、開発者やOpsチームが分散アプリケーションをビルド、シップ、実行するのを可能にする。最近Dockerの周りでは、たくさんのアップデートが起こっている。これには先月製品レベルにまで安定したことも含まれる。あなたの次のプロジェクトにDockerを検討する前に、Dockerにまつわる誤解を読んで、陥りがちな落し穴とその代替案を理解しておこう。