Regional Scrum Gathering India 2014は,ベーダーンタの伝統指導者であるNiloofer Giri氏による基調講演 “The Power of Relationships” で幕を開けた。氏が語ったのは,我々の関係を支配する見えざる法や原則についてだ。これらの法を知ることが,人間関係において,気付かないうちに他人を,あるいは我々自身を傷付けないことになる。
続いて基調講演 “WANTED: Agile Coach, Scrum Master, Janitor, whatever…Making enterprise Agile transformations successful” を行ったのは,Daniel Gullo氏 - CSS, CST - である。氏は,アジャイル移行の成功例におけるさまざまな役割の違いと,それぞれの責任に伴う特徴について講演した。
氏は実際のスクラムコーチの特徴を説明した。このプレゼンテーションで注目したのは,以下の7つの点だ。
- アジャイルになりたい理由を知る
- コーチが何をするかを明確にする
- 必要なコーチングのレベルを理解する
- 変化はよいことだ(そして不可避だ)
- 数量対品質
- 信頼は銀行口座だ
- 有意義な変化には忍耐が必要
第3の基調講演は,Scrum AllianceマネージングディレクタのCarol McEwan氏による質疑応答セッションだった。代表者がスクラム認証やCSPのためのSEU収集,認証の更新などに関して多くの質問をした。
昼食後は4つのトラックで,セッションが並列で実施された。 内容は講演やイノベーションゲーム,ケーススタディなどだった。また公開エリアでは,コーチングクリニックも行われていた。
第1日はオープンディスカッションとライトニングトークで終了した。