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FacebookはGraph API v2.1 をリリースしてLike-gatingを禁止するプラットフォームポリシーをアップデートした

原文(投稿日:2014/08/14)へのリンク

新しいFacebook Graph API v2.1は、v2.0の変更に一般的に要求されたいくつかの機能を組み込んだとFacebookは言う。同社はまた、慣習的なlike-gatingを禁止するとプラットフォームポリシーを変更すると発表し、大きな反響を巻き起こしている。

Facebookによると、新しいGraph API v2.1は、開発者に一貫性とシンプルさを向上させ、以下を含むいくつかの新しい機能が提供される:

  • ページは、APIを通じて公開されたポストで他のページについて言及することができる
  • /friendsエッジのUserオブジェクトが友達数の合計へのアクセスを提供
  • ルートノードのレスオンスはJSONオブジェクトのみに
  • 新しいapp_insightsエッジのApplicationオブジェクトが新しいApp Insightsで表示されるデータへのアクセスを提供
  • Field拡張シンタックスがより簡潔に
  • 新しいURLが、Open GraphとURLのShareメタデータへのアクセスを容易に

f8 2014での発表では、Facebookは、ログインダイアログ, シェアダイアログ, リクエストダイアログ, とりわけいいねボタンを含むCore APIsの2年の安定保証を提供する。これに伴い、すべてのアプリが自動的にv2.1にアップグレードされる2016年8月7日にv2.0は廃止される。新しいアプリはGraph APIの最新バージョンがデフォルトで使われるようになっている。既存アプリをv2.1にアップグレードするには、モバイル開発者はFacebookの最新のiOSAndroid SDKをダウンロードすることができる。Web開発者は、JavaScript SDKのinit()メソッドを呼び出すときにversionプロパティにv2.1を宣言して、Graph APIを呼び出すときにURLでv2.1を指定する必要がある。

新しいGraph APIに加えて、Facebookはまたプラットフォームポリシーの変更と、その遵守のためにすべての開発者が彼らのアプリを2014年11月5日にアップデートする必要があることを発表した:

  • アプリ内課金はアプリの説明で開示する必要がある
  • ソーシャルプラグインを利用させるためや、ページに「いいね」させるために利用者を奨めるのは禁止された

後者の変更は、特定のカスタムタブやアプリケーションのコンテンツを見る前にFacebookユーザーにページへの「いいね」を強制するlike-gatingとして知られるプラクティスを除外する効果がある。この変更を強制する意味で、新しいFacebookアプリがページのsigned_requestオブジェクトにlikedブール値を取得することはない。さらに90日で、既存のアプリに対して、この値は常にtrueがセットされる。

like-gatingの禁止は、Facebookの発表に対するコメントで大きな反抗の巻き起こしている。Lindsey Hall氏とCarl Bossmann氏を含む何人かのコメンテーターは、この種の変更が、企業の大きな広告予算が効果的に優遇されるTwitterに向けられると強調した。Blavier Leon氏はその一方で「いいね」システムがこの種のプラクティスを許可するようになっていないと指摘した。

FacebookのプロダクトマネージャーであるSimon Cross氏は、コメントへの返信でアプリにログインさせるために利用者を促すことや、彼らの招待状を送信した結果、友達がアプリにログインした時の報酬は継続して可能であることを明らかにした。コメンテーターAkash Malik氏によると、Twitter, Google+, Pinterestは独立したソーシャルプラットフォームであるため、共有した報酬はまだ許容されるべきであるという。

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