Google Play Gamesサービスが先月,EventとQuest,そして新たにSave Game APIを導入した。C++とiOS SDKではすでに,これらの機能がサポートされている。
以下の機能は,これまでもWeb APIあるいはAndroid SDKを通じて利用可能だったが,C++とiOS SDKでも利用できるようになった。
- EventとQuest - プレイヤに対して完了すべき新たなチャレンジの導入と,ゲーム内でのインセンティブの提供が可能になる。実施のために,プレイやアプリストアに更新をプッシュする必要はない。
- Saved Games - ゲームの進行データを保存する,新しいAPI である。状態の保存に加えて,代表的な画像を保存したファイルに関連付けることによる視覚的なエクスペリエンスの保存や,ディスクリプションの保存も可能だ。保存された複数のゲームから,プレイヤがひとつを選ぶことも簡単にできる。ゲーム状態はプレイヤのGoogle Drive領域に保存されるので,デバイス間での共有が可能だ。
これとは別に,iOSやAndroidのSDKではすでに利用可能だったターンベースの複数プレイヤ機能が,C++ SDKでもサポートされるようになった。
Googleはさらに,新たにアラートタイプも導入した – プレイヤがGiftを送信できなかったり,試合に参加できないような場合,開発者が自身のコンソールでアラートを受信できる機能だ。
これらの新機能はPlay Services 5.0の他の更新とともに,最初Google I/Oで発表された。