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Bingを使ってC#開発を効率化する

原文(投稿日:2014/09/03)へのリンク

Bing Developer Assistant (BDA)は,Visual Studioを使用するC#開発者のために設計されたプラグインだ。その名前から,Bingの開発に使われると思うかも知れないが,実際はBingを使った開発のために使用される。BDAはかつてリリースされたBing Code Searchの代替であり,新機能を持ったツールを備え,バグ修正が行われている。ベースとなっている機能は,主に次の3つだ。

  • Visual StudioのIntelliSenseとの統合
  • サンプルブラウザIDEツールバー
  • オフライン検索

新ツールでは,Bingの検索結果を直接プログラマのIntelliSenseポップアップウィンドウに取り込むことが可能になった。BDAによって得られた結果にはBingのロゴとURLが表示されて,情報の取得先(MSDN,StackOverflow,等)が明確になっている。

BDAに付属するサンプルブラウザには独立したツールバーが用意されている。IDE内からサンプルコードを検索して,個別にコードに取り入れる機能を利用可能だ。このツールバーは,BDAを利用することで,コードスニペットとコードサンプルプロジェクト両方の検索を実現している。さらに今回のリリースでは,新たにオフラインコードの検索が可能になった。 Visual Studioのメニュー項目 "ツール|オプション" を使用することで,サンプルブラウザが返す検索結果にローカルファイルを含めることができる。これにより,プロジェクト(あるいは企業)が所有しているコードを,公開アクセス可能な場所に置かなくても,検索対象にすることが可能だ。

BDAプラグインのベータ版は現在,VS2012VS2013用が公開されている。

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