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Atom API 1.0が安定

原文(投稿日:2015/01/16)へのリンク

Atomチームはプレリリースであるものの、APIの安定バージョンをリリースした。

プレリリースではあるが、Atom Core API 1.0は安定し、“重大なバグがない”限り、今後、破壊的な変更で苦しむことはない。最終バージョンが出るまで、まだ修正するべき小さな問題があり、また、性能も改善する必要がある。初期のAPIを使ってパッケージを使っていた開発者は移行ガイドを見て、変更を確認するといいだろう。

1.0の後、次のメジャーバージョンである2.0まで破壊的な変更はない予定だ。Atomのパッケージは別管理でバージョン付けされており、APIは変わるかもしれないが、チームは、“APIの表面はコアAPIに比べ薄い”ので、問題にはならないと考えている。リリースノートによれば、DOMに直接アクセスするコードは次のバージョンで、影響を受ける。

2.0は、Atomのスタイルガイドを固め、DOMをAPIの正式な一部として固めることに注力するつもりです。それまでは、スタイリングに懸念がある限りは、DOMの構造に混乱をもたらさないつもりです。今回はルールとして、プログラムでのDOMの変更は安定APIの一部と見なしません。もし、DOMを直接変更しているのであれば、パッケージ更新の準備をしてください。

Atom APIは15の中核クラスがある。Atom、Color、Config、TextEditor、Workspaceなどだ。そして、23の拡張クラス、Clipboard、 Cursor、File、Project、Task、ThemeManagerなどがある。APIのドキュメントはGitHubのソースコードから生成される。

Atomエディタは昨年5月にオープンソース化されてから進化してきた。コミュニティは1400を超えるパッケージを開発し、100000を超えるNode.jsのパッケージにアクセスできる。モジュールとして新しい言語をサポートしているため、JavaScriptからC、Go、HTML、Java、JSON、Perl、PHP、Rust、SQL、XMLなど数百の言語がコミュニティによってサポートされた。スケジュールは明らかでないが、Atom 1.0はいくつかの機能が追加され、性能問題が解決された後、夏までにリリースされる予定だ。

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