スクラムチームは「完成(done)」の定義を使って、フ<鴻^<Nトインクリメントの作業か♀ョ了したか評価する。
スクラムガイドにあるように、プロダクトバックログアイテムやインクリメントの「完成」を決めるときには、全員がその「完成」の意味を理解しておかなければいけない。スクラムチームによってその意味は大きく異なるが、作業の完了についてメンバーが共通の理解を持ち、透明性を確保しなければいけない。
Apple Brook Consultingの創業者で主任、認定スクラムコーチ、認定スクラムトレーナーのDaniel Gullo氏は、最近のブログで「完成」の定義の利用における考えを明らかにした。彼によると「完成」にはストーリーレベル、エピックレベル、リリースレベル、プロダクトレベルなど、さまざまなコンテキストがある。
「完成」にはさまざまな見方があると彼は言っている。
「完成」という言葉は「完了したこと(complete)」を意味するのによく使われます。開発チームが「このストーリーは完成した」と言うときはこの意味です。また「受け入れたこと(acceptance)」を示すのにも使われます。プロダクトオーナーが「このストーリーは完成だ」と言うときはこの意味です。私が人に教えたり、コーチするときには、こう言っています。「完成(done)」と言ってはいけません。代わりにもっと状態を具体的に表すよう「完了した(complete)」「受け入れた(accepted)」という言葉を使いましょう。
アジャイルソフトウェアの実践者およびコーチで、Mitch Lacey & AssociatesのMitch Lacey氏は、自身のブログで「完成」の定義を以下のようなさまざまなレベルで説明した。
Daniel氏は「完成」の定義を2つの側面、完了基準と受け入れ基準により定義する。
開発チームはスクラムマスターの助言のもと、完了基準が満たされたか判断します。そのとき、ストーリーは「完了した」とみなされます。.....
プロダクトオーナーはこれらの受け入れ基準が満たされたか公式に判断します。そのとき、ユーザーストーリーは「受け入れられた」とみなされます。
1列目は、2列目にあるアクションアイテムが行われるスクラム活動期間を定義している。3列目はそのアクションアイテムに主として責任のある役割を示している。
ストーリー、スプリント、リリースなど、さまざまなレベルで、あなたはどのように「完成」を定義しているだろうか。