CukeUp 2015のパネルディスカッションで、Dan North氏は、振る舞い駆動開発(ビヘイビア駆動開発) (BDD) は重要な価値基準と原則を中心に置いたコミュニティであり、境界と排他にフォーカスしたコミュニティではないとし、コミュニティが作ったBDDの活用事例をまとめたウェブサイトを提案した。
BDDに関心のある人たち向けに、コミュニティが厳選したリソースを作りたいと思っています。
アジャイルおよびリーンでチームをコーチしているNorth氏は、ウェブサイトを興味深い素材でいっぱいにしようと、BDDの実践者らに実際の活用事例を送るよう頼んだ。事例としては、たとえば、導入事例、シナリオ、BDDの変形などがある。彼が期待しているのは、Claire the Curious TouristやSunil the Scaler-upperを例に挙げて、さまざまな人たちが通った事例に基づいたリソースを構築できることだ。他にも期待しているコンテンツとして、体験レポート、よくあるプラクティス、書籍や記事、トレーニングといった外部リソースへのリンクなどがある。BDDにフォーカスするため、新しいサイトの中心となる人物と事例を求めている。
North氏はbddbyexample.orgというドメインを登録済みだ。現在は彼のウェブサイトを指しているが、最終的にはリダイレクトされて素材をホストすることになる。
North氏が興味を持っていて回答を期待している質問には、以下のようなものがある。
- あなたが作っているのはどんなプロダクトですか?
- あなたはどのようにステークホルダーを特定し、どのように関わり合っているのですか?
- あなたは事例をどのようにドキュメント化していますか? Gherkin構文(given/when/then) やその他のものを使っていますか?
- どれくらい自動化していますか?
- BDDがどれくらい役に立ったのか、どこで失敗したのか、語れるような話はありますか?
North氏はBDD Googleグループに進捗を示し、プロジェクトへの参加に関心のある人と連絡を取りたいと考えている。彼はまた、発表に際して、投稿された資料は匿名にしておくこともできると述べている。