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Firefox 38リリースでDRMサポートを追加した

原文(投稿日:2015/05/13)へのリンク

Mozillaは昨日、SilverlightやFlashを置き換えることを約束したHTML5 DRM機能を提供する最新バージョンのFirefoxをリリースした。

バージョン38からFirefoxは、Windows Vista以降の32ビットバージョンで、Encrypted Media Extensions (EME) をサポートしている。これはブラウザのユーザーが、プラグインなしでNetflixのようなDRM制御されたコンテンツを視聴することができるようになる。リリースは、彼らが計画を発表した1年後に来る。

デフォルトでは、コンテンツの保護が必要なとき、ブラウザーはダウンロードして、Adobe Primetime Content Decryption Module (CDM)を有効にする。Mozillaは、CDMを無効かオプトアウトを希望する人のためにガイドを提供している。また、EMEサポートが含まれない 別のダウンロードが提供されている。

Chrome, Internet Explorer, SafariはすでにEMEをサポートしている。

Firefox 39では、まだMac OSでEMEサポートが提供されていないが、MozillaはMedia Source Extensions (MSE) APIの一部をリリースしている。これは、YouTubeのようにネイティブHTML5ビデオプレイヤーを使った、非DRMビデオコンテンツが視聴できる機能である。 このサポートはWindows版のFirefoxにはバージョン37から存在していた。

Firefox Product ManagernoのJavaun Moradi氏は、Hacker Newsにおいて、これははじまったばかりであると言っている。 "[Firefox]ユーザーの最大のシェアだったため、最初にWin32 (Vista+)でEMEをローンチしました。私たちは、新しいプラットフォームへの展開を続けます。"と、彼は言う。

ビデオの変更だけでなくFirefox 38には、HTML5のsrcset属性と<picture>エレメントのサポートも含まれている。これらの機能は、Webサイトにレスポンシブ画像を含める場面で重要になる。

さらにFirefoxは、現在ルビをサポートする最初のブラウザーである。ルビはプログラム言語ではなく、東アジアのユーザーに使用され、文字と一緒に発音をWebページに含めることができる。

開発者は、リリースノートでバージョン38に関する詳細を読むことができる。

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