ZenHubはGitHubに統合するコラボレーションおよびプロジェクトマネジメントツールだ。最新バージョンはGitHub Enterpriseに統合できる。
ZenHubは、ブラウザがGitHubページに移動するのを待って機能を拡張するコードを差しはさむ、Chrome拡張を提供する。ZenHubを使っている間、ユーザはGitHubを離れることはない。彼らはChrome以外のブラウザのサポートも計画している。
ZenHubは問題を管理し、パイプライン間をドラッグ&ドロップできる、カンバンライクなタスクボードを提供する。タスクボードには複数のリポジトリを組み合わせることができ、ユーザはリポジトリを切り替えることなく問題を管理することができる。マイルストーンとスプリント中のベロシティをトラックするバーンダウンチャートも備えている。またAWSにデータを格納するファイルアップローダー、+1フィードバックツール、通知およびフィルターも含まれる。
ZenHub EnterpriseはGitHub Enterpriseに統合したもので、ユーザはこのツールを社内ファイアウォール内にある自分のサーバで実行することができる。最近発表されたGitHub Enterprise 2.3には、新しい管理API、改善されたモニタリング、より簡単なデータマイグレーション、ステータスによるプルリクエストのフィルタリングといった機能が含まれている。
GitHubと同様、ZenHubはオープンソースプロジェクト向けにフリーで利用できる。有料サブスクリプションには、無限のリポジトリとファイルアップロードが含まれている。