QCon London(InfoQ.comの製作者と編集者が提供する)が8週間後に始まる。8つの国際カンファレンスのファミリであるQConは,最先端の開発者の学びと成長の場だ。すでに決定している今年のQCon Londonでは,次のようなセッションが実施される。
- Survival to Ubiquity: Netflix Global Architecture. NetflixオペレーションエンジニアリングディレクタのJosh Evans氏が,AWSを活用した同社の世界展開について説明する。
- Spring Framework 5 - Preview & Roadmap. Spring Frameworkの共同創設者でプロジェクトリーダのJuergen Hoeller氏が,Spring 5の目標を解説する。
- The quest for low-latency with concurrent Java. 高パフォーマンスと低レイテンシのスペシャリストであるMartin Thompson氏が,極めて高いスループットと予測可能な低レイテンシを両立するアルゴリズムを数十年にわたって求め続けてきた,自身の探求の過程について論じる。
今年のQCon Londonには,すべて合わせると100を越えるテクニカルセッションとワークショップがある。
QConは上級開発者とテクニカルリーダ,アーキテクチャを対象とした,セッション満載の3日間を提供する。6つのセッションスロットと,並列する8つのトラックが終日開催される。それぞれのトラックが,巨大なカンファレンスの縦カンファレンスという位置付けだ。ソフトウェアの世界で尊敬を集める著名なリーダたちによる,16の企画トラックも予定されている。Back to Java, Modern Native Languages, Full Stack JavaScript, DevOps & CI/CD, Disrupting Finance, Architecture’s You’ve Always Wondered Aboutといった内容だ。
ワークショップはライブで行われる。 今年のラインナップをご覧頂きたい。ワークショップの内容について,ざっと紹介しよう。
- Angular 2 – Gerard Sans: Angular 2は前バージョンから,いくつかの点で大きく改善されている。今日から始めるプロジェクトでその恩恵を享受できるように,その主な内容を取り上げる予定だ。
- Software Architecture Fundamentals – Neal Ford: ソフトウェアアーキテクトという職種は,昨年の調査でも希望する仕事のトップ10に含まれているが,開発者からアーキテクトへの明確なキャリアパスはいまだ存在しない。ワークショップでは,この移行を実現するテクニックとツールについて論じる。
- Domain-Driven Design – Eric Evans: 1日のセッションで,ドメイン駆動設計(Domain-Driven Design)に関する基本概念と価値に関する認識の構築を支援する。
- Containers in production with Docker Swarm – Jérôme Petazzoni: Docker Swarmは昨年末,バージョン1.0に到達した。このワークショップでは,Dockerの運用,バックアップ,ログ,セキュリティ更新,クラスタ検索,その他さまざまな話題を取り上げる。
QCon London 2016に是非参加してほしい。
1月30日までの登録には,290ユーロのディスカウントがある。 |
同僚と参加したい?会社から3名以上のグループとして登録すれば,QCon Londonの特別割引を受けられる。詳細はこちら。