先月のオープンレター”Dear GitHub(InfoQの記事はこちら)”の返答で、GitHubの従業員であるBrandon Keepers氏は動きに出た。1ヶ月も経たずにこんなプルリクエストを追加したのである。
あなたがたの声を無視していてすみませんでした。レターの返答も不満への対応も遅くなってしまいました。
これに関しては力を尽くしているところです。主にはレターに挙がっている具体的な懸念に対して、何週間か掛けて解決方法を公開していこうと考えています。これで終わるつもりはありません。新機能の追加やフィードバックへの対応、そしてコアエクスペリエンスの反復によって前進しながら、課題にフォーカスし続けます。それだけでなく、サプライズも用意しています。
GitHubはこの数年間、問題に注意を払ってきませんでしたし、これは間違いだったと思っていますが、あなたがたやコミュニティを考えなかったことはありません。しかしながら、コミュニケーションを取ってこなかったことは自覚しています。ですから問題の改善に加えて、わたしたちの視野に何があるかという見通しを立てられるようなイニシアチブを始めようと考えています。ブラックボックスなエクスペリエンスにするより、GitHubとフィードバックを共有できるようにしたいです。あなたがたのアイデアや懸念を定期的に聴きたいのです。来週また連絡します。返事が遅れてすみません。色々とありがとうございました。
GitHubが"ちゃんとわかっています"と返答するのになぜ1ヶ月も掛かったのは謎だが、おそらく同時発生的にBusiness Insider articleに6日前掲載された、GitHubスタッフの入れ替えについて述べてある記事が原因だろう。なるほど、GitHubが1月にInfoQへ返答した内容とはわずかながら違っている。
オープンソースはGitHubにとって極めて重要であり、このフィードバックをとても真摯に受け止めています。議論したイニシアチブにもいくつか着手していますし、GitHubがコミュニティにとって素晴らしいエクスペリエンスでい続けられるよう、オープンソースメンテナーとの積極的な関わり方を模索していきます
残る課題は、どんな変更(あるとすれば)なのかという来週の発表、またはなぜGitHubがブログで公開する代わりにプルリクエスト経由で情報を発表することを選んだかという理由説明です。
皮肉にも、彼らのコメントは不満の的であるGitHubのイシュートラッカーに引っかからず、代わりにプルリクエストとして処理されていました。GitHubの問題(位イシュー)について何が必要なのかを表しているのではないでしょうか。※訳者注:原文には2月18日付でGitHubのアクションについて情報が更新されています。
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