FacebookがReact.jsのバージョニングを変更する。小数点の位置を動かしてバージョン0.14から15.0にジャンプさせることで、彼らは急成長しているプロジェクトにさらに支持を集めることを望んでいる。
Sebastian Markbage氏は変更をアナウンスするブログ記事で、バージョニングスキームの変更は「安定性に対するコミットメントを示すのに役立ち、マイナーリリースに後方互換性のある新機能を追加するという柔軟性をもたらす」と書いている。
変更前のReact.jsバージョンは0.14.Xであり、React開発者は「Reactフォーティーン」と呼んでいた。しかし、先頭に「0」があることから、まだプロダクションに使えるレベルではないと思う人もいて、コミュニティの一部を混乱させていた。ユーザーのJodiugはRedditにこう書いている。
バージョン番号にそう意味はありませんが、一部の人にとっては大きな意味があります。安定性を気にしているマネージャーは、新しいテクノロジーを認めないための理由を探しています。時として、新しいということはリスクが高いことを意味するためです。0.14というバージョン番号は、実際のところ、React.jsの現状を反映していません。
プロジェクトは引き続きSemVerガイドラインに従い、破壊的変更時にメジャーバージョンを増やすことになる。なぜこのバージョンを「1.0」にしないのかという質問に対して、Ben Alpert氏は1.0を「特別」だと思っていないと言っている。
@trevordmiller @reactjs 「1.0」を重視するのをやめてほしいです。私たちはそれを特別なものだとは思っていません。semverではありますが。
— Ben Alpert (@soprano) February 19, 2016
Dan Abramov氏はTwitterにこう書いた。「こう考えましょう。私たちはマイナーをメジャーのように扱ってきました。それを正すために0を末尾に動かすのです。
今のところReact Nativeのバージョン番号を更新する計画はないが、おそらく1、2年のうちに同じような変更が起こるだろう。
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