QCon New Yorkが戻ってくる。2016年6月13日-17日、ブルックリン橋のMarriottで開催予定だ。
QCon New Yorkはチームにイノベーションをもたらすソフトウェアアーキテクト/テックリード/リーダーのためのカンファレンスだ。ソフトウェア開発チームが新しいテクノロジーとプラクティスを導入するのを助ける、というミッションの達成を目指している。今年のQCon New Yorkは、参加者を800名規模に拡大する見込みだ(今でもNew York最大のカンファレンスだ)。人数には、カンファレンスの運営側である、100名を超えるスピーカー、トラックホスト、委員会メンバーは含まれていない。
QCon New Yorkは、6名のソフトウェアアーキテクトとCTOによる委員会により組織されている。Uber、Google、Twitter、Netflixなど業界のリーディングカンパニーにおけるイノベーションと早期導入の取り組みについての話を聞くために、業界で認められたソフトウェアリーダーたちが、スピーカーとして招待する専門家を吟味している。
qconnewyork.comにあるように、今年のQConのキーノートは興味深いものだ。キーノートには、ソフトウェア業界の著名人や火星探査におけるエンジニアリングなどを話す刺激的なスピーカーの名前が含まれている。
今年のQCon New Yorkのキーノートスピーカーは以下のとおり。
- Eric Brewer (CAP定理の作者、VP Infrastructure @Google、コンピュータサイエンス教授 @UCBerkeley)
- John Allspaw (CTO @Etsy (以前はFlickr)
- Shuman Ghosemajumder (VP of Product @Shape Security、以前はClick Czar @Google)
- Anita Sengupta (Aerospace Engineer Developing ISS ColdAtomLab @NASA)
QConのコンテンツは、参加者が選べる15のトラックで構成されている。それぞれのトラックには、アーキテクト/CTOの委員会によって選ばれた、トラックホストと呼ばれる専門家が招かれている。各トラックの技術コンテンツは、トラックホストによって吟味される。
トラックホストがカンファレンスに招待したスピーカーの一部を以下に紹介する。
- Mads Torgersen (C# Language PM @Microsoft)
- Neha Narkhede (Kakfaの共同作者、Head of Engineering @Confluent)
- Matt Ranney (Chief Systems Architect @Uber、共同創業者@Voxer)
- Gil Tene (CTO兼共同創業者@AzulSystems)
- Evelina Gabasova (バイオインフォマティックス・マシンラーニング研究者 @Cambridge大学)
- Caitie McCaffrey (分散システムエンジニア @Twitter)
- Adrian Cockcroft (Technology Fellow @BatteryVentures、Microservice/Cloud Architectures@Netflixとして最もよく知られている)
オンラインにQCon New Yorkのスピーカーに関する最新のリストがある。
今年のQCon New Yorkでは、各日、5つのエディトリアルトラックと1つのスポンサートラックが予定されている。参加者にとって最大の問題は、どのセッションに参加すべきかだ。幸運なことに、カンファレンス参加者は全員、(記録が許可されている)すべての内容を数日以内にオンライン視聴できる。その料金は参加費に含まれている。
オンライン予定には次のようなセッションが含まれている。
- Chaos Kong - Endowing the Netflix Stack with Antifragility
(トラック: Better than Resilient Antifragile) - The Evolution of JavaScript
(トラック: Full Stack JavaScript) - The Verification of a Distributed System
(トラック: Modern CS in the Real World) - Apache Beam
(トラック: Stream Processing @ Scale) - Reactive Programming for Java Developers
(トラック: Innovations in Java and the Java Ecosystems) - API-First Architecture Transformation @Etsy
(トラック: Modern API Architecture - Tools, Methods, Tactics) - What I Wish I Knew Before Scaling Uber to 1,000 Services
(トラック: Architecture’s You’ve Always Wondered About)
ワークショップ
テクニカルワークショップへの参加は、あなたのスキルセットを増やすチャンスになる。QConは近頃のソフトウェアカンファレンスに期待される、需要のあるトレーニングを提供するが、さらに一歩進めて、他では見られないトレーニング機会を提供している。アーキテクチャロールに進むシニア開発者であれ、ただGithubのエンジニアが提供するGitのマスタークラスを求めるエンジニアであれ、QCon New Yorkには素晴らしいワークショップがある。
QCon New York 2016のワークショップを以下に示す。
- Git Master Class by Github by Katrina Uychaco と Michelle Tilley
ソフトウェアエンジニア @Github - Software Architecture Fundamentals by Neal Ford
ディレクター兼ソフトウェアアーキテクト @ThoughtWorks - Microservices with Spring Boot and Docker by Chris Richardson
Java Championおよび『POJOs in Action』の著者 - Awesome Postmortems by Yulia Sheynkman, Dave Zwieback
リーダーシップ開発コーチ および PandoraのNext Big SoundチームのHead of Engineering - Modeling for Architects by Nate Schutta
ユーザーインターフェイス設計にフォーカスしたソフトウェアアーキテクト - Core Angular 2 - with ES6 & TypeScript by Daniel Zen
zen.digitalのCEO、New York AngularJS Meetupの創設者 - Building Microservices with Go by Peter Bourgon
Go kitの作者、エンジニア @Weaveworks - Web Performance Optimization by Sergey Chernyshev
シニアマネージャー、フロントエンド開発、Bed Bath & Beyond - Streaming analytics & recommendations pipelines with Spark et al by Chris Fregly
IBM Spark Technology CenterのPrincipal Data Solutions Engineer - ASync Programming in JS: The End of the Loop by Jafar Husain
クロスチームUIテクニカルリード @Netflix - Understanding Latency & Application Responsiveness by Gil Tene
CTO兼共同創業者 @AzulSystems - Containing Container Chaos with Kubernetes by Bret McGowen
Developer Advocate, Google Cloud Platform @Google
QConはInfoQ.comの発行者によって開催されている。InfoQはソフトウェアエンジニアのオンラインコミュニティで、現在、英語、中国語、日本語、ブラジルポルトガル語で提供されている。コミュニティは月100万人のユニークビジターに支えられ、世界各地のエディター100名によるコンテンツを提供する。
4月23日までに登録すれば、カンファレンス3日間の参加費は $2,085 ($440 割引) になる。割引を受けるなら今すぐ登録しよう。
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