ワークマネジメントおよびコラボレーションプラットフォーム企業Wrikeが、アジャイルの利用、仕事にどう役立っているか、その全体的な満足度について、800名のマーケティング担当者を調査した。サーベイ結果はWebサイトから入手できる。これはマーケティングのトップ課題、部門を横断したコラボレーションの難しさ、マーケティングにおけるアジャイルの恩恵を明らかにするものだ。
サーベイは主に次の分野にフォーカスしている。
- マーケティング担当者が日々戦っているトップ課題
- 非マーケティング部門と一緒に仕事をする上で、最大の困難とその理由
- アジャイル手法が最も広く受け入れられているところ
- マーケティング担当者が日頃使っているツール数
サーベイによると、マーケティング担当者が次のようなトップ課題に直面している。
- マーケットで注目を浴びるクリエイティブでイノベーティブなキャンペーンを作ること
- マーケットの変化と競合に遅れないよう、素早く動くこと
- 会社にもっと収益や売上をもたらすこと
- 必要よりも少人数、低予算でやること
サーベイから、多くのマーケティングチームがアジャイル手法を「部分的に」受け入れていることがわかる。マーケティング担当者の過半数がアジャイルを部分的に受け入れており、完全に受け入れているのは21%、まったく受け入れいていないのは7%だった。
サーベイの回答者の多数、29.7 %がリーン手法を使い、24.5%がKanbanを、14.5%が Scrumban、13.5%がScrumを使っている。
アジャイルの恩恵については等しく分かれている。チームはアジャイル手法から様々な恩恵を得ているようだ。上位には、仕事の質の改善、実行速度の向上、優先順位の調整の改善がある。
またサーベイからは、アジャイルを熱心に取り入れている人の方が、アジャイルを取り入れていない人よりもワークマネジメントに満足していることがわかる。
サーベイ結果によると、アジャイルに関するトレーニングと知識の欠如が、アジャイルを実践する上で最大の障壁になっている。
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