Java Champions、フリーのIntelliJ IDEAライセンスを受け取る

Java Championには特権があるが、JetBrainsの寛大さによりIntelliJ IDEAのフリーライセンスそこに加わった。承認されたオープンソースプロジェクト、学生、教師など、特別なJeBrainsプレミアムを獲得できるグループのリストに加わることになる。Java Championsはコミュニティが推薦するテクノロジーリーダーたちで、Oracleがスポンサーするプログラムで選ばれる。Java Championsに入るには、リーダーシップを示してJava界に影響力を及ぼす技術的権威でなくてはならない。彼らはしばしば、Javaプラットフォームを成長させるための技術的指針、フィードバック、意見を求められる。

OracleのJava Champion Biosサイトには、191名のJava Championsがリストされており、JavaコントリビューターのJoshua Bloch氏、SpringプロジェクトリードのJuergen Hoeller氏、そしてInfoQの創業者Floyd Marinescu氏などの名前も含まれている。2015年には19名のJava Championsが加わったが、今年はすでに14名が追加されている。

IntelliJ IDEAは、その編集と開発におけるイノベーティブなアプローチと、フラグシップである「Ultimate Edition」のフリーで機能豊富なサブセット、IntelliJ IDEA Community Editionの導入により、マーケットシェアを拡大している。

なお、JetBrainsはIntelliJベースのすべてのIDEに対して、2つの脆弱性を正す重要なセキュリティアップデートを発表したところだ。

1. Webサーバー脆弱性: 内臓WebサーバーにおけるCSRFの欠陥により、攻撃者が悪意のあるWebページからローカルファイルシステムにアクセスできる。

2. 不必要に寛大なCORS設定により、攻撃者が内部APIエンドポイントにアクセスでき、IDEが保存したデータにアクセスできる。