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APIs.guruがAPIインデックスに参入

原文(投稿日:2016/06/10)へのリンク

API定義のインデックス、キュレーション、ディスカバリの領域に、APIs.guruが加わった。

これはオープンソース (MITライセンス) のコミュニティによってキュレーションされたインデックスであり、現在のところ、236のAPI、6,271のエンドポイントをカバーしている。APIs.guruは「REST APIのWikipedia」になることを目指している。

APIs.guruは、The API StackAPI CommonsAPIs.ioAnyAPIや、古参のProgrammableWebのAPI Directoryなど、競争が激化しているマーケットに参入する。これらのAPIインデックスには共通の目標があると、APIEvangelist.comのブロガーKin Lane氏は語る。

世界中の開発者たちは、こうしたAPI定義を仕事で使っています。そして、モダンなAPIツールやサービスプロバイダは自分たちがもたらす価値を定義するために、これらAPI定義を使っています。API部門が次のレベルに達するのを助けるには、あなたの持つAPI定義を強化し、API StackやAPIs.io、APIs.guruを使って共有してもらう必要があります。もし時間とスキルがあるなら、現在利用できる人気のあるサービスのための新しいAPI定義を作るのに、あなたの助けを借りたいと思っています。

APIs.guruのコンテンツは、主に作者のIvan Goncharov氏により集められたものだ。DataFireのブログ記事によると、初期コンテンツは「マシンリーダブルなAPI定義のWebクロールするため、自動のスクレイピングと手作業によるキュレーションの組み合わせを用いた」という。

これらは次の評価基準でマッチングされる。

  • プライベートで信頼できないAPIを取り除く
  • 異なるフォーマットをOpenAPI(旧Swagger) 2.0に変換する
  • 誤りを修正する。仕様のおよそ80%には何らかの誤りがある
  • 付加データを追加する。ロゴ、カテゴリなど
  • 日々仕様をアップデートする

インデックス自体は、GitHub Pagesのhttps://api.apis.guru/v2/list.jsonを通して、単一のJSONファイルとして提供される。

ファイルには、<provider>[:<service>]という形式で、API IDをキーとした単一のJSONオブジェクトが含まれている。それぞれのAPI記述には、いつ追加されたか、現在推奨されるAPIバージョン、そのサービスのOpenAPI (旧Swagger) ドキュメントへのリンクが含まれている。また、比較的自由形式のinfoオブジェクトもあり、そこには基本的なタイトルや記述情報、 x-*キーの付いた各種プロバイダ固有情報が含まれている。

APIインデックスへの追加は、Add APIページで行うことができ、これはGitHubのAPIs-guru/api-modelsリポジトリでissueをオープンする。APIが追加されると、参照されるAPI仕様定義は、提出された形式 (RAMLAPI BlueprintWADLなど) からOpenAPI 2.0に変換される。そして、日々スクリプトが実行され、オリジナルのAPI定義に対するアップデートを監視する。

 
 

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