2016年11月7-9日、QCon San Franciscoがサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフに戻ってくる。このベイエリアのソフトウェアカンファレンスは、世界中から参加者を集めて今年で10年を迎える。QConはInfoQを支える人たちによって運営され、北京・ロンドン・ニューヨーク・サンパウロ・上海・サンフランシスコ・東京といったソフトウェア開発の現場に、イノベーターとアーリーアダプターが自らのストーリーを語るためのプラットフォームを提供する。
InfoQ.comには、昨年のQCon San Franciscoで行われたトークのほぼ全てが公開されているが、そのなかでも特に人気が高かったものを以下に挙げる。
- Scaling Uber (Matt Ranney氏、チーフアーキテクト @Uber)
- Avoiding the Big Crash (Bill Buxton氏、プリンシパルリサーチャー @Microsoft)
- Beyond DevOps: How Netflix Bridges the Gap (Josh Evans氏、オペレーションエンジニアリング・ディレクター @Netflix)
- Go GC: Prioritizing Low Latency and Simplicity (Rick Hudson氏、エンジニア @Google)
- Demystifying Stream Processing with Apache Kafka (Neha Narkhede氏、Kafkaの作者のひとり)
QCon San Francisco 2016 トラック
QCon San Francisco 2016のトラックを発表できて光栄だ。これまでと同様に、それぞれのトラックが、タイムリーな最新ソフトウェアを探求できるよう企画されたカンファレンスになっている。出席者はひとつのトラックに居座ってもよいし、複数のトラックを飛び回っても構わない。
昨年のパターンに従い、QConSFは全3日間で(ワークショップのためにもう2日間ある)、18のトラックを提供する。今年のトラックは以下の通りだ。
- Architectures You’ve Always Wondered about
あなたはその名前を知っている。それらのアーキテクチャから教訓を学ぼう。 - Containers Everywhere
コンテナデプロイメント・マネジメント・スケジューリングの最先端 - Art of Relevancy & Recommendations
実践的な現実世界の機械学習プラクティス導入における教訓 - DevOps & You
デプロイメントパイプラインの最適化における教訓/ストーリー - Architecting for Failure
あなたのシステムは失敗する。そうなる前にコントロールしよう。 - Culture
優れた組織と効果的な文化を築く。 - UX Reimagined
ボット、バーチャルリアリティ、ボイス、デザインにまつわる新しい思考プロセス。本トラックはUXにおける最新の可能性とその早期導入から学んだ教訓について調べる。 - //TODO: Security, fix this
最初からセキュリティを作り込む。ソフトウェアセキュリティ分野を前進させる、ストーリー、教訓、イノベーション。 - Distributed Systems War Stories
「分散システムは、存在することさえ知らなかったコンピュータの障害が、自分のコンピュータを使えない状態する可能性のあるシステムである」 - Lamport氏。現場から学んだ教訓 - Software Engineering Softskills
偉大なエンジニアはコード以上のことをする。彼らの秘訣を学んでレベルアップしよう。 - Stream Processing
ストリーム処理、準リアルタイム処理 - Modern CS in the Real World
実用的、実践的、現実的の世界で、モダンなCSの考えを業界に導入する - Driving the Browser Forward
JavaScript、HTML5、WASMなど... ブラウザを対象とするイノベーション - Optimizing You
ライフバランスを保つことは難しい。成功のための、ライフハック、コツ、テクニックを学ぼう。 - Java 9: Are You Ready for This?
JDK9に向けた準備: 並行処理のアップデート、HTTP2、ログの統一、G1GC、Scala、Reactiveなど - Bare Metal Performance
ネイティブ言語、カーネルバイパス、ツールがハードウェアの大部分を作る - Big Data Meets the Cloud
機能の概要と、クラウドにおけるビッグデータのユースケースを実装してきた会社から学ぶ教訓 - Next Generation Microservices
この3年でマイクロサービスはどうなったのか? やり直せるとしたらどうなるだろうか?
QCon San Francisco 2016 ワークショップ
3日間の技術的なコンテンツに加えて、QConは2日間の突っ込んだワークショップを提供する。今年のQConでは、半日のワークショップの提供に重点を置いている。まだ最終ではないが、早期確定した一部を以下に紹介する。
- Go Microservices: Peter Bourgon氏、エンジニア @WeaveWorks、Go Kitの作者
- Git Master’s Class by Github: Michelle Tilley氏、Katrina Uychanco氏、ソフトウェアエンジニア @Github
- gRPC: Kelsey Hightower氏、デベロッパーアドボケイト @Google
- Building Great Teams: Richard Kasperowski氏、アジャイルコーチで『The Core Protocols: A Guide to Greatness』の著者
次のようなワークショップも含まれる可能性が高い。Spark、Kafka、コミュニケーション、CTOトレーニング、モバイル、Red/Blueチームエクササイズ、React/Angular、HTTP/2。これらはありふれたワークショップではない。あなたは学びたいトピックを、学びたいと思う人から学べるだろう。
7月30日までに参加登録すれば、3日間のカンファレンスで$1,895($700割引)になる。最高の割引を得たければ、今すぐ登録しよう。
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