GitHubがOrganization管理のための新しいAPIエンドポイント導入した。新しいOutside Collaborators APIは、アクセス権限とユーザー管理のリモート管理を可能にする。
GitHubの外部Collaborator(outside collaborator)とは、Organizationのメンバーではないけれども、そのOrganizationの複数のリポジトリに読み出しや書き込み、管理などの権限をもつ人のことだ。外部Collaboratorはコンサルタントや臨時従業員であることが多く、フルメンバーの状態ではないけれども、特定のリポジトリに権限を持っている。
新しいOutside Collaborators APIは以下を可能にする。
Outside Collaborators APIは、主要な4つのエンドポイント(Organizations、Members、Teams、Webhooks)のひとつ、Organizations APIの一部だ。MembersおよびOrganizationsエンドポイントも、新しいOutside Collaborator APIとうまく統合できるように拡張されている。
- ペンディング中のOrganizationおよびTeamインビテーションをリスト
また、Repositories APIの一部であるCollaborators APIは、ユーザーのパーミッションレベルを調べることができるようになる。
さらに、いくつかのエンドポイントは、新しいOrganizationエンドポイントとうまく統合され、次のような新機能が追加されている。
- Organizationの取得・編集時に、新たに2つのOrganization関連設定が取得・設定可能になる(
default_repository_permission
およびmembers_can_create_repositories
)。 - Create teamエンドポイントは
maintainers
パラメータをサポートし、チームのMaintainerを追加できるようになる。 - List collaboratorsエンドポイントは
affiliation
パラメータをサポートし、リポジトリのCollaboratorをaffiliationタイプでフィルタリングできるようになる。
新規もしくは変更されたエンドポイントを使うためには、Accept
ヘッダーにカスタムのメディアタイプを指定する必要がある。
application/vnd.github.korra-preview+json
新しいAPIはまだプレビューのため、開発者からのフィードバックに基づいて、予告なしに変更される可能性がある。
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