TasktopがForrester Modern Application Assessment ツールを使って実施した調査の結果によれば、アジャイルやリーン、DevOpsのような"モダン"な手法によるソフトウェア開発が普及しつつあるにも関わらず、多くの組織でIT開発の優先順位と顧客やビジネスサイドのニーズの間に大きなギャップがある。
この調査では顧客のニーズ、アプリケーション開発とデリバリの目的、その戦略、ビジネス価値、メトリクス、ツールなどについて調査した。調査の回答者は開発者、テックリード、プロジェクトマネージャ、CTOなどさまざまな役割のITプロフェッショナルたちだ。
調査結果によれば、上述したようなモダンな開発手法の普及にも関わらず、ビジネス戦略や顧客のニーズの理解とITデリバリの間には大きな隔たりがある。
- ソフトウェアのリリースの内容はビジネスのニーズや顧客満足が源泉となっていると自信を持って回答したのはたった6%
- アプリケーション開発とデリバリの戦略はビジネスの戦略に足並みを揃えていると自信も持って回答したのは9%
- マネジメントツールがソフトウェアデリバリチームの仕事の満足を調整する役に立っていると回答したのがたった15%
Tasktop TechnologiesのバイスプレジデントであるBetty Zakheim氏はこの結果について次のようにコメントしている。
業界はビジネスのニーズに対してより敏感に反応しようと動いてきましたが、この動きをサポートするために使っているツールの利点を組織がどのように実感しているかについて大きなギャップがあるようです。
調査を実施し評価を受けることに興味があるならここを見てみるといいだろう。
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