2月にあったJetBrainsのRiderリリースでは、IDEに.NET開発者を対象にしたいくつかの追加があった。このリリースでデビューしたいくつかの機能は、build 17と名付けられた、NuGetパッケージマネージャーUI、クラッシュの修正、デバッグの改善がある。残念ながら、.NET Coreベースのアプリケーションのデバッグ機能はRiderのこのリリースには提供されていない。
JetBrainsは、デバッグ機能が、マイクロソフト以外の製品の使用にライセンス上の制限があるNuGet パッケージ に依存していることを明かした。 InfoQはJetBrainsにコメントを求め、ソースによると"...[JetBrainsは]なるべく早く、Riderにおける.Net Coreのデバッグ機能サポートを提供するために専念している"が、再導入のリリース日は明示していない。
このリリースでは多くの機能が改善されている。デバッグには新しく、ブレークポイントで使用できるヒットカウントオプションが追加されている。これは、各ループ反復でブレークポイントが起動されるのではなく、ヒット回数をセットして、ループが一定の回数に達したときのみ、ブレークポイントを起動させることにより、時間を大幅に節約できる。ビルドツールウィンドウは、ビルドプロセスの中のテキストビューと、興味があるエラーに簡単にフォーカスできるツリービューの両方を含むように改善された。その他の改善は、Alt + Enterを使って開発者が利用可能な修正を迅速にインデックスできるReSharperで作られたコード提案である。
Riderは、ダウンロード可能だが、まだプレリリースのソフトウェアであって、重要なシステムにはインストールするべきでないことは覚えておいて欲しい。バイナリーは、Windows、Mac OS X、Linuxシステム向けに提供されている。このリリースで修正されたバグの完全なリストも提供されている。
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