最近の相次ぐリリース候補版の後、MicrosoftはVisual Studio 2017の正式リリースの最終準備を開始した。Microsoftは、2017年3月7日がVS2017の正式リリース日となることを発表した。今回のリリースは1997年にVisual Studioが最初にリリースされてから20周年となる。当時、Visual C++に、Visual J++、Visual FoxPro、Visual InterDevが付属していた。
正式リリースの準備として、マイクロソフトは現在もなおVS2017を完成させるべく作業している。そして、直近のRC(正式リリース前の最終と思われる)では、注目すべきいくつかの新機能のみに対するバグ修正に注力している。最初の新機能は、.NET Coreが“dotnet new”テンプレートエンジンを含むことである。もう1つの新機能はRedgate SQL Promptであり、SQLを使って作業するときにコード補完機能を提供するために使われる。
今回のRCでは、それ以外にさまざまな重要度のバグ修正に重点を置いている。Visual Studio拡張機能(VSIXプロジェクト)で作業する開発者は、プロジェクトにおいてデバッグ方法を確立し、issueを構成するための重要な修正を見つけることであろう。.NET CoreとASP.NET Coreに影響を与えるいくつかのバグが対処され、プロジェクトファイルの保存、NuGet、コマンドラインツールの大量のバグが修正された。
ビルド26206(2月7日リリース)の完全なリリースノートが入手可能であり、このリリースで行われた変更の完全な詳細が提供されている。開発者は、VS2017RCの既存のコピーから更新するか、Microsoftからインストーラをダウンロードするかにより、このリリースを入手することができる。
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