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AlexaスキルのAWSホスティングがほぼ無料に

原文(投稿日:2017/03/18)へのリンク

Amazonが、Alexaスキルのホスティングを補助するプログラムを発表した。これはAWSの無料利用枠を超えてAWS LambdaなどのAWSサービスを利用しているAlexaスキルのためのプログラムで、応募資格があるのは、少なくとも1つのスキルを持つ開発者だけだ。

今回のAmazonのプロモーションは、開発者がAlexaスキルをホスティングするコストを予測しやすくすることを狙っている。これまでは月に、AWS Lambdaリクエストを100万件、EC2リソースを750時間、Amazonの無料利用枠で使うことができた。それでも、スキルがどれくらい成功するか、すなわち、料金リスクがあるほど使われる期間があるかどうか、開発者が予測するのはかなり難しいだろう。今回のプログラムには、1回限りの100ドルのAWSプロモーションクレジットが含まれている。これは12ヶ月間有効で、開発者のコストをカバーすることを狙っている。さらに、無料利用枠を超えて料金が発生すると、月に100ドル分が追加される。このオファーには、AWS LambdaとEC2だけでなく、Amazon S3DynamoDBCloudFrontなど他のAWSサービスも含まれる。Amazonによると、これはより堅牢で高度なスキルの作成に貢献するという。

ただし、Alexaプラットフォームは、AppleのApp StoreやGoogleのPlay Storeにあるような直接の収益化スキームをサポートしていないこと、そして、そうした面について、会社の計画がはっきりしていないことに注意しよう。

先月のAmazonの発表によると、10,000以上のAlexaスキルが公開されており、2016年9月以来3倍に増えているという。AmazonはEchoデバイスの売り上げを公表していないが、独自の見積もりによると、2016年12月までに1100万台ほど販売されたようだ。ユーザー数と公開されているスキル数がいずれも上昇していることは、Amazonが開発者にプロモーションクレジットを提供することにした理由を説明しているだろう。ただし、あなたのスキルが非常に成功して、無料利用枠と月100ドルのプロモーションクレジットを超えてAWSを利用すると、課金されるおそれがある。

 
 

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