Windows 10 Creators Editionのリリースとともに登場した.NET Framework 4.7が一般公開された。これで、これまでのWindowsバージョンのユーザーも、インストールできるようになる。.NET Framework 4.7はWindows 7 SP1からWindows 10 Anniversary Updateまでをサポートし、C#7とVB15のサポート、バグ修正、暗号化サポート拡大といった複数の新機能を提供する。
通常のWebベース版に加えて、オフラインインストーラーも利用できる。これらのバージョンのWindowsにインストールするためには、D3DCompiler_47.dll
が存在している必要があることに注意しよう。通常、Windows 7SP1、Windows Server 2008、Windows Server 2012の場合、デフォルトでは見つからない。OSに合わせて次の専用パッケージのいずれかをインストールする必要がある。
このDLLは、.NET Framework 4.7をインストールする前にインストールしておく必要がある。さもないと、インストールはうまくいかないだろう。インストールに2ステップ必要になることから、1ステップのインストーラーが提供されるのかどうか、一部のユーザーが質問した。MicrosoftのRich Lander氏の説明によると、そうしたものは提供されない。しかし、.NET Framework 4.7がサポートする全てのバージョンのWindowsに対して、今月、Windows Updateを通じてDLLが提供されるので、別途ダウンロードする必要はなくなるという。
[5/5更新: DLLコンポーネントに関する詳細情報を追加]
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