開発者がHTMLやJavaScriptのドキュメントを検索すると、最初にヒットするものはたいていMDNだ。さて、Mozillaは"賭けに出る"こと、そしてwebドキュメントへ公式に焦点を当てるため作業を加速することに決めた。
ブログ投稿でMozillaのシニア製品マネージャであるKadir Topal氏は、一致団結してMDNがWebのドキュメントでもっともよい唯一のリソースとなるようにしたいと書いている。もともと、MDNはMozilla Developer Networkのためのものだったが、実は話すべきネットワークはない。その目標に向けて、彼らはそれをMDN Web Docsに残している。
Web開発者はMDNの権威と高品質のドキュメントに長い間価値を置いてきた。Hacker Newsのユーザであるalistproducer2氏はこう言っている。"私はいつも同僚にMDNはJavaScriptのデファクトのドキュメントであると言っている。" 他の者はMDNの検索結果が一番上に来るようにする技術を開発してきた。Flanbiscuit氏は"'mdn whatever'とGoogleで検索するとMDNは一番上の結果として私がほしいものを結果に出してくれる。さらに残りのページには他の関連するMDNの結果ページが掲載されている。"と書いている。
しかし、人気のあるwebドキュメントがFirefoxとGeckoの製品ドキュメントと結び付いてしまっていることにMozillaは少し懸念がある。これが開発者にたびたび混乱をまねいているからだ。来るべきサイトの再デザインで、彼らは製品ドキュメントを取り出して分け、ユーザへ"彼らがまさに探しているものを検索結果として出すようにする方法"を編み出すだろう。
もう1つの目標は開発者が探している情報を早く得られるようにすることだ。しばしば、web開発者は特定の機能の使用方法を単に探しているだけであり、その機能の仕様や詳細を探しているわけではない。MDNは動くサンプルとStack Overflow風の編集可能なコードスニペットをページの上に置くというアイデアで"実験している"。
サイトの変更プレビューに興味がある開発者はベータテスターとして参加できる。
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