Node.js 8が数々のうれしい機能とともにリリースされた。しかし企業はアップグレードする前に何ヶ月か待つべきだ。
バージョン8はバージョン7から現行バージョンとしてすぐに置き換わっているが、今年の終盤まで長期間サポート(LTS)リリースとしての状態を獲得しないだろう。Node.jsファウンデーションは企業に対して待つように提案している。
安定版を必要とし複雑な本番環境(すなわち中、大企業)を持つような人はNode.js 8がLTSに到達するまで本番でアップグレードするのを待つべきです。
バージョン6が現行のLTSブランチである。以下の図はNode.jsファウンデーションの厚意でいただいているが、Node.jsがサポートする現行と将来のバージョンを示している。
Node.js 8はV8 5.8を活用する。これはChromeで使われているGoogleのJavaScriptエンジンだ。これは重要なステップである。なぜなら後のV8 5.9へのアップグレードに対する準備であるからだ。デフォルトでIgnitionインタプリタがオンとなっている最初のバージョンとなるだろう。
またちょうどリリースされたばかりのnpm 5.0も新バージョンは含んでいる。このアップグレード単体で得られるパフォーマンスはNodeでの開発をより苦痛のないものにするはずだ。
新しいutil.promisify()
関数で開発者は"古典的な"Node.jsのコールバックで書かれたあらゆる関数をPromiseにできる。これは、次にasync/await
を使えるようにする。重ねて言うが、8.XはいずれLTSリリースとなるので、これはasync/await
をサポートする最初のLTSバージョンとなる。バージョン7.6でデフォルトで初めてオンとなったが、多くの企業はこのバージョンで実行することはしていない。この知らせは開発者たちの何人か、たとえばHackerNewsユーザのSTRMLをとても喜ばせている。
これは大きなリリースです。安定したコアにあるAsync/awaitは私が(文字通り)6年間待ち続けていたものです。Async/awaitはNodeを初心者もエキスパートも同様に使いやすくする大きな前進です。このリリースは称賛されるべきです。
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