Googleは、Cloud Video Intelligence APIのベータ版が全員に公開されると発表した。
Video Intelligence APIには2つのことができる。ビデオ内のショット(シーン変化)の決定と、ビデオと個々のショットに対するラベル割り当てだ。APIをパブリックベータにするとともに、Googleはアダルトコンテンツ検出のサポートも追加した。
ラベリングとアダルトコンテンツの検出にはビデオ1分あたり10セント、ショット検出にはビデオ1分あたり5セントかかる。Google Cloudプラットフォームのユーザーは、アップロードしたビデオの最初の1000分に対して、両方のサービスを無料で利用できる。ビデオを解析するためには、Google Cloud Storageにビデオを置く必要がある。APIは、.MOV、.MPEG4、.MP4、.AVIといったビデオ形式をサポートする。
Googleは静止画を扱うCloud Vision APIの変更についても発表した。ラベル検出モデルが拡張され、含まれるラベル数は10,000以上になった。「セーフサーチ」モデルのアップデートにより、アダルトコンテンツのエラーは30%削減された。テキスト検出は5%改善され、25%高速になった。悲しみ、驚き、怒りの感情の検出精度が向上した。これらのアップデートは6月末に発表されたが、グローバルへの展開は3週間かかるという。
Video Intelligence APIの例、詳しい情報、はじめ方については、Google Cloudプラットフォームのページを参照しよう。Google Cloudプラットフォームには、Cloud Vision APIに関するすべての情報も含まれている。
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