Amazonは、Alexaスキルの作成、更新、テスト、提出ができる新しいAPIとコマンドラインツールを発表した。
今回のAlexa Skill CLIとManagement APIが導入以されるまで、開発者はAmazon Skill Developer Portal経由でしかスキルを管理できなかった。これは、遅いインターフェイス、複数ページに散らかった情報、限られた編集機能といった様々な理由から、やや使いにくいものだった。さらに重要なことに、Developer Portalを使う場合、開発者はスキルの作成や更新にまつわる全てのステップを手作業でやる必要があった。Alexa Skill CLIを使うと、開発者はスクリプトを使ったり継続的デリバリーパイプラインにプラグインすることで、これらのステップを全て自動化することができる。Amazonによると、アカウントリンク統合や権限管理を含む、Alexa Skills Kitの機能の全てがサポートされている。
Alexa Skills CLIをインストールして初期化すると、例えば次のコマンドにより、“Hello World” スキルを新規作成してデプロイすることができる。
ask new
ask deploy
ask new
コマンドはファイルを2つ作成する。skill.json
にはスキルのメタデータが、models/en-US.json
にはサンプルのインタラクションモデルが含まれている。スキルがAWS Lambdaを使っている場合、deploy
コマンドはメタデータとインタラクションモデルの更新に加えて、スキルのコードを自動的にデプロイする。
Alexa Skills CLIによる自動化が非常に役立つのは、スキル呼び出しのテストだ。これまでは、Skill Portalにあるスキルシミュレータに、手動でテスト発話を入力するしかなかった。Alexa Skills CLIを使うと、次のようなコマンドで発話をテストすることができる。
ask simulate -t "utterance to test" --skill-id
amzn1.ask.skill.12345678-1234-1234-123456789123
Amazonによると、Alexa Skills CLIの基盤となっているAlexa Skill Management APIは、開発者がDeveloper Portalで必要だった手動のコピー&ペーストをスキップして、スキルの設計と構築を支援する新ツール作成に大きな可能性をもたらすという。
最後にもう一つ、Alexa Skill Management APIは、顧客がサードパーティアプリケーションとアカウントをリンクしたり、顧客がスキルを有効もしくは無効にするなどのイベントを含む、セッション外のスキルイベントとの統合機能も提供する。
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