Java EEのセキュリティAPIであるJSR 375が8月初旬に承認された。JCP Executive Committeeメンバー全員が"賛成"票を投じた。"反対"票はなかった。Intel CorpはJSRで投票しなかった。
JSRにはユーザ管理やパスワードエイリアス、ロールマッピング、認証認可まわりでの多くの改善が含まれる。このような拡張はJava EEのセキュリティをより簡単にクラウド環境に実装できるよう設計されている。(JSR 375の詳細は2014年11月にInfoQがカバーしている。)
プロジェクトのサイトはhttps://github.com/javaee/security-specに移った。(JSRはまだプロジェクトのサイトをhttp://java.net/projects/javaee-security-specとして間違って掲載したままである。)リポジトリは仕様と公開状態の課題を20個含んでいる。Glassfishで参照実装を作成する際に遭遇する可能性が高い。
Java EE 8への道のりは平坦なものではなかったが、最近のJSR承認で長いトンネルの終わりに光が見えている。オラクルはまたJava EEをオープンソースファウンデーションへ移行することを計画している。彼らがコミュニティと最近対話したことはプラットフォームの透明性を増大させる、前向きな一歩である。詳細はオラクルが年1回開催する、10月初旬のJavaOneカンファレンスで共有される可能性が高い。InfoQは追加報道するので、我々とともに必ず確認しよう。
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