昨年の夏、C#を使ってモバイルアプリケーションを構築するために.NET Coreのサポートを紹介したあと、Realmはより統合された.NETスタックに統合された新しいコンポーネントのセットであるRealm .NETを発表した。
最初のコンポーネントは、データの変更を大規模に通知するGlobal Notifier for .NET。2番目のコンポーネントは、Universal Windows Platformに対するRealmのリアルタイム同期とデータ暗号化である。そして3番目は、RealmとMicrosoft SQL Serverの間の双方向のデータ接続である。
Realmによると、Global Notifier for .NETは大量の変更の監視と、それに興味があるクライアントへの通知に最適化されている。Global Notifierのカギは、INotificationHandlerインターフェイスの実装である。これは基本的に2つのメソッドを持つ:
ShouldHandle
, クライアントが監視したいRealmパスを指定するために使われるHandleChangesAsync
, 監視していた変更を処理するために呼び出される。実際には2つの呼び出しがある。ひとつは変更前であり、もうひとつは変更が適用された後である
Realm Mobile Database for UWPではもともとリアルタイム同期のサポートが提供されていなかったため、Realm .NETによってUWPに同期と暗号化のサポートされたことにより、iOSとAndroidに肩を並べることになった。
最後にSQL Server connectorは従来のデータベースであるSQL Serverを新しいアプリに使用できるようにするものである。以前はRealmは、Oracle、MongoDBなど、他のデータベースのサポートがすでに計画されているPostgreSQL connectorが提供されている。
RealmによるとRealm .NETは、AndroidとiOSデバイスと同様に、C#統合に重点を置いた多くのモダンなMicrosoftデバイスで動作するオフラインファーストで、リアルタイム同期アプリを実装できる。
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