開発者向けプレビューから1ヶ月、Android 8.1 Oreoが最終リリース版になった。InfoQで報告したことに加えて、Oreo 8.1には、メモリの少ないデバイスを対象とした新しいAndroid Oreo (Go Edition) がある。
Android Goは、AndroidをRAM 1GB以下のエントリーレベルのデバイス向けに最適化することを目指したもので、Google I/O 2017で最初に発表された。これまさまざまな手段により実現されている。
- プラットフォーム全体にわたるメモリ最適化。
- メモリ、ストレージ、帯域を削減するよう最適化したGoogleアプリ。
FEATURE_RAM_LOW
などの新しいGoogle Play機能により、ローエンドデバイスをターゲットにしやすくした。さらに、どのアプリもインストールできるが、エントリーレベルのデバイスの場合、Google PlayはGo Editionアプリを強調表示する。
InfoQで報告したように、Android 8.1 Oreoで最も重要な新機能は、Neural Networks API (NNAPI) だ。これは、モデルの生成、コンパイル、実行など機械学習タスクに対し、ハードウェアアクセラレーションを提供する。新しいNNAPIは、TensorFlow LiteなどのMLフレームワークによって使用されることを想定している。Android 8.1 Oreoの新機能については、以前の記事を参照してほしい。
Android Oreo 8.1はまずPixelとNexusのサポート対象デバイスから導入される。今後数ヶ月で、他のデバイスメーカーも自社の携帯で利用できるようにするだろう。Android 8.1のソースコードはすでに公開されている。
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