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GitLabから提供される2018年グローバル開発者レポートによると、ソフトウェア専門家は高度にコラボレーションするDevOpsスタイルの環境で働くことの総合的な価値を認識しており、そうしたメリットを経験している。65%の回答者は、DevOpsにより非常に時間が節約されると言っている。それは、マネージャのみに限定すると81%に上昇する。開発者とマネージャは文化的には連携しているものの、ワークフローとツールの障壁によってデリバリが遅れ、チームが最大のポテンシャルを発揮できなくなっている。
DevOpsを採用した組織は、アジャイルを実行するだけでなく、オンデマンドでデプロイし、自動化を優先する傾向がある。ITリーダーは、2018年に継続的インテグレーション、デリバリ、デプロイに最大の投資を計画している一方、適切な技術の選択は成功へ向けての最大の阻害要因と見られている。ITリーダーの29%が2018年にDevOpsに投資する予定である。しかし、採用するにはまだ早い段階にあり、DevOpsを開発方法として見ているITリーダーは23%だけである。
重要な調査結果として、マネージャはチームの全体的な満足度、生産性、オープンソースツールのメリットについてより楽観的な視点を持っている。マネージャの81%がDevOpsが開発プロセスの時間を節約していると言っているが、開発者の65%しかそれに同意していない。マネージャの47%は、オンデマンドでコードをデプロイしたり、1日に何回もデプロイすると報告している一方、そのように言っている開発者は39%のみである。マネジメントと開発者の両方が共同作業の価値と利点について肯定的であるが、可視性と透明性は依然として課題であり、開発者の約半数(42%)が作業を完了するための最重要課題としての方向性が定まっていないと報告している。
高いパフォーマンスのチームは、優れたツールを利用し、コンテキストの切り替えを短時間で行うことができ、パフォーマンスの低い相手よりもリモートで作業する傾向にある。リモートチームは社内で働く人より高い満足度を報告しており、また、デプロイプロセスに対する、より高いレベルの可視性とより優れた洞察を得ている。41%は、社内チームの34%と比較して、十分に確立されたDevOpsの文化を持っていることに同意している。
2018年に回答者が技術投資した上位3つの領域は、継続的デリバリ、自動化/コンテナ、DevOpsであった。成功のための最大の課題は、適切な技術の選択、方向性の明確さ、根深い慣行の置き換えであると見られている。最も重要な5つのツールカテゴリは、バージョン管理システム、IDE、チャット/コラボレーションツール、バグ/問題追跡ツール、継続的インテグレーション、デリバリであると報告されている。
オープンソースツールの優先によって、レベル、文化、あるいはワークフローに関係なくすべてのセグメントが統合された。全回答者の92%が、オープンソースツールがソフトウェア革新にとって重要であると同意している。回答者の84%は、独自のツールよりもオープンソースを使用することを優先すると回答し、回答者の60%は、オープンソースツールがより安全で、全体的なソフトウェア品質を向上させ、開発プロセスを合理化できると主張している。
継続的インテグレーションは、2018年の重要テーマとして登場した。マネージャはCI/CD技術に最大限投資することを計画し、回答者の半数近く(47%)が、継続的インテグレーションの実践が開発プロセスの制約を軽減することに強く同意した。オンデマンドでデプロイするだけでなく、継続的インテグレーションを実践している高いパフォーマンスの開発者は、成功への準備が整っていると感じており、現実的な期限が与えられ、稼働開始日に間に合わせるために品質を犠牲にする必要を感じにくくなっていると報告している。同様に、DevOpsワークフローを使用していると報告した回答者は、オンデマンドデプロイのリーダーであり、ソフトウェア開発のライフサイクルをより自動化する可能性が高いと考えられている。継続的インテグレーションを成功させる上での最重要課題は、ジョブに適した技術の選択、他のツールとの統合、不十分/貧弱な内部プロセスであった。
GitLabは、世界中の様々な背景や業界の5,296人のソフトウェア専門家を調査した。全調査結果と生データはここを参照してください。
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