読者の皆様へ:ノイズを減らすための一連の機能を開発しました。関心のあるトピックについて電子メールとWeb通知を受け取ることができます。新機能の詳細をご覧ください。
Microsoftは、Azure FilesへのAzure Backup統合のパブリックプレビュー版を発表した。Azure File Shareサービスを使うことで、Azure上でファイル共有するクラウドソリューションを利用できる。そのサービスは、業界のServer Message Block(SMB)プロトコル標準をサポートする。Azureバックアップサービスを統合することで、Azure File共有のネイティブバックアップソリューションを利用できる。
Azure Backupとの統合により、Microsoftは、Azure Filesサービスのエンタープライズでの採用をさらに促進することを狙っている。Recovery Services Vaultを介してAzure Backupを使用することにより、ファイル共有を保護し、ファイルを統一した方法で保護し、迅速なデータ復元が保証される。
画像ソース: https://azure.microsoft.com/en-us/blog/introducing-backup-for-azure-file-shares/
バックアップ機能は、次のような新機能を提供する。
- Azure Files BackupにおいてRecovery Services Vaultを使用することによって、ユーザは保護されていないストレージアカウントとその中のファイル共有をすべて検出できる。
- ストレージアカウントに複数のファイル共有を一度にバックアップし、それらに共通のポリシーを適用する機能。
- 保存期間に基づきポリシーを自動的に実施する。その後、Azure Backupによって管理され、例えば、期限切れ後にバックアップを削除する。
- Azure Backupによるファイル共有スナップショットの利用によってバックアップの即時復元。その時点での共有状態をキャプチャする機能。ただし、ファイル共有スナップショットはプレビュー版であり、その間は無料で利用できる。
- Azure Backup内の個々のファイルとフォルダによるブラウズ機能。
一般的なバックアップは、リージョン内のRecovery Services Vaultを使用して構成される。このサービスは、ポータルにBackupおよびSite Recovery (OMS)をプロビジョニングすることで有効になる。ユーザはバックアップ目標を作成することができ、そこには、新しいオプションとして「Azure FileShare」が含まれる。Azureファイルストレージアカウントを選択することにより、ユーザはバックアップするファイル共有を指定し、適切なバックアップポリシーを選択することができる。
Azureの顧客は、新しい機能を利用できる(プレビュー期間中は無料で利用できる)。
- ファイル共有を維持および作成するためのエージェントまたはVMは必要ないため、管理するインフラストラクチャが少なくて済む
- 単一のダッシュボードですべてのバックアップと復元のジョブを監視する
- ポータルを使用してリカバリポイントのファイルとフォルダをブラウズし、必要な項目を復元する
MicrosoftはAzureファイル共有をバックアップするためのより多くの機能を今後数ヶ月にわたってリリースする予定である。新しい機能は、West India、Azure Government US DoD CentralとEastを除くほぼすべての地域で利用可能である。詳細については、MicrosoftのWebサイトのドキュメントを参照してください。
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