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継続的インテグレーションとDevOpsの自動化プラットフォームであるShippableは、DevOpsプロセスの測定用のアナリティクスアドオンを発表した。コンポーネントやチームの開発速度や、時間経過に伴うコード品質の傾向などを、日付範囲、コンポーネント/チーム、ワークフロー内の特異点でフィルタをかけて、測定できる。
Shippableは2013年に継続的インテグレーションプロバイダとして創設された。Shippableは、Dockerベースのワークフローにフォーカスしており、複数のプラットフォームと、実行ファイル、Java用JAR/WAR、Node.js用Tarを含むアプリケーションパッケージのタイプをサポートする。DevOpsツールチェーン全体で80種類の製品とのインテグレーションが可能である。インテグレーション可能な製品として例えば、GitHub Cloud/Enterprise、Bitbucket Cloud/Server、Gitlabなどのソース管理プロバイダや、Docker HubやJFrog Artifactoryなどのアーティファクトリポジトリ、AnsibleやTerraformなどのインフラストラクチャ自動化ツール、Kubernetes、Microsoft Azure、Amazon ECS、Google Cloudなどのクラウドプロバイダ/オーケストレーションプラットフォームがある。
Shippableの共同創設者兼VPプロダクトマネージャであるManisha Sahasrabudhe氏は次のように説明する。
Shippableは、アプリケーションのパッケージ化、アーキテクチャ(モノリス vs マイクロサービス)、ターゲット環境(オンプレミスノード、クラウド内のVM、Dockerオーケストレーションプラットフォームなど)に関らず、アプリケーションを出荷する共通の方法を提供します。ハイブリッド環境では、従来のアプリケーションと同様に最新のアプリケーションもサポートされているため、操作に一貫性があります。
アナリティクスアドオンは現在利用可能であり、顧客はShippable UI内からアクセスできる。Sahasrabudhe氏は言った。
アナリティクスによって、特定のアプリケーションを構築するために、どのように特定のプログラミングツールが使用されているかの情報をユーザに提供でき、自身の組織だけでなく、Shippableの顧客ベース全体を集約して分析することができます。数千の組織から集計されたデータに基づいて、主要メトリックをベンチマークし、KPIを導出します。これは、セグメント、プログラミング言語、企業規模などに基づいて分割することができます。次に、これらのKPIを使って自身の組織を評価することができます。個々の組織に関する情報がないため、プライバシーの問題はありません。アナリティクスによって、組織は、どこを改善すべきかとどこが優れているかを知ることができます。
アナリティクスアドオンは、すべてのShippableインスタンスのトランザクションデータを使用して、PostgresとSQLスクリプトを使用して集計される。Angularは、ShippableのREST APIを通じてこのデータを視覚化するために使用される。
Shippableのアナリティクスアドオンは、JIRAとGitHubのイシュートラッキング機能と統合されている。 Anabilities、Terraform、Chef、Puppetなどの構成管理ツールは、Shippableのワークフローの一部として使用され、アナリティクスアドオンにデータを提供する。顧客はカスタムビューを設定し、プロジェクトレベルと組織レベルのダッシュボードで情報をフィルタリングできる。ShippableのREST APIを使用すると、他のレポートエンジンからShippableのアナリティクスアドオンを呼び出して情報を表示できる。
アナリティクスアドオンは現在ベータ版であり、ビルド履歴に基づいてジョブの品質と動作時間を示すグラフを含んでいる。Shippableは、ジョブ、サブスクリプション、組織レベルでKPIを含めるようアドオンを強化しようと計画している。それによって、ボトルネックを特定し、継続的インテグレーションとDevOpsワークフローを最適化する。
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