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最新のGo言語調査によって、 Go言語にはジェネリクスと依存関係管理の機能が不足しており、これがこの言語の二大問題である、と開発者が考えている、ということが分かった。 このような状況であっても、多くの回答者は、Go言語を個人プロジェクトではなく専門的に使用している、ということが、調査により初めて明らかになった。
Go言語におけるジェネリクスや依存関係管理の不足は、Go言語の採用が遅れる主要因となっているおそれがある。 Go言語には重要な機能が不足しているので採用しなかった、と回答した調査回答者の数は、昨年より増加している。 逆に、Go言語が自身のプロジェクトに適さない、と回答した回答者の数は減少している。
Googleのエンジニア、Steve Francia氏によると、Go言語チームは開発者の関心事に注目しており、ジェネリクスと依存関係管理を2018年のGo言語の主な焦点とするつもりである。 具体的には、Go言語チームはExperience Reportswikiを使用し、コミュニティからのフィードバックや関心事を積極的に取り扱う。 しかし、Francia氏によれば、二大問題に対する重要な作業は2017年中にGo言語の取得とパッケージの構築によって、すでに行われているので、特段のロードマップはない。
調査によって明らかになった興味深い知見としては、Go言語が、主にCLIプログラムよりもAPIやRPCサービスの構築のために使われる、初の言語だということである。 これは、Go言語がクラウドのために設計された言語である、ということに沿っており、将来的に成長する、とGo言語チームが期待しているトレンドである。
2017年の調査によって提供される測定値のほとんどは、去年の結果を再確認するものになっている。 特に、LinuxはGo言語での開発用に最も使用されるOSである、 Visual Studio CodeはVimと共に、よく使用されるエディタである、 デプロイ先の割合は自社サーバとクラウドが半々程度であり、クラウドはAWSが主導的な位置を占めている、といったことが挙げられる。
改善が必要な領域としては、Go言語プロジェクトに協力する方法を明確にすること、がある。 実際のところ、Go言語の開発に協力する、と答えた開発者は55%から59%に増加している。 しかし、回答者の多くは、どのようにすれば協力できるかわからない、と答えている。 最後に、コミュニティに対するポジティブな言葉として、協力者数の増加を歓迎する、ということが記載されている、
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