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先月Amazonは、リアルタイムデータとオフラインプログラミング機能を備えたGraphQLサービスであるAWS AppSyncを一般利用可能として公開した。 Amazonは去年のAWS re:Invent会議でAWS AppSyncを発表した。現在のGAリリースでは、テストとデバッグの流れ、Amazon CloudWatchの統合、Amazon CloudFormationのサポートなど、開発を加速するいくつかの新機能が追加された。
AmazonはAWS AppSyncサービスを管理している。AWS AppSyncサービスは、API向けのクエリ言語であるGraphQLを活用している。さらに、GraphQLは、既存データに対してユーザ定義クエリを実行するためのサーバ側ランタイムを提供する。AppSyncを使用すると、要求を発行しているデバイスがオフラインでもリアルタイムデータに対するクエリを実行できる。それは、データをローカルにキャッシュし、接続が利用可能になったときにそのデータを同期させることによって実現している。AWS AppSyncのユースケースとしては、たとえば、ドキュメントの共同作業シナリオやニュース記事をオフラインで読むなどがある。
ソース:スクリーンショット(AWS AppSyncでオフラインGraphQLアプリケーション - AWS Online Tech Talks): https://www.youtube.com/watch?v=MD6GaLT8PnE
AWS AppSyncは、MobileサービスセクションのAWS Consoleからアクセスできる。AppSyncコンソール内では、開発者はAPIを作成し、空またはサンプルのスキーマから開始することができる。次に、開発者は次のことが可能である。
- Graphスキーマ定義言語(SDL)を使用してスキーマを設計し、APIのタイプと機能を定義する。
- 既存のDynamoDBテーブルのようなデータソースを追加する。AWS AppSyncサービスは、DynamoDBのようなAWS Service上で実行される。
- データをリゾルバに接続する。リゾルバは、定義されたスキーマ内のオブジェクトのフィールドにアタッチされる。
- 開発者がそれをデプロイすると、GraphQL APIを統合する。その後、開発者はAWS SDKか、Apollo ClientやRelayなどのツールを使ってアプリケーションにAPIを追加できる。
ソース:AWS ConsoleのAWS AppSyncサービス
AppSyncのGraphQL機能をデータ検索に使用する開発者にとっての利点は、バックエンドのデータソースに関する知識が必要ないことである。さらに、AppSyncには、開発者がGraphQLの要求と応答のコンテキストを模擬できるテストとデバッグのフロー機能がある。モッキングは、さまざまなシナリオでの動作やリゾルバでやりとりする情報を調査するのに役立つ。最後に、AppSyncは複数のプラットフォームとフレームワークをサポートする。
AWS AppSyncサービスはUS East (N. Virginia)、US East (Ohio)、US West (Oregon)、Asia Pacific (Sydney)、Asia Pacific (Tokyo)、EU (Ireland)で利用できる。このサービスの料金は従量課金であり、顧客にはクエリやデータ修正操作に対して別に請求があり、そのデータはリアルタイムに更新される。詳細については、AppSync価格を参照してください。
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