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オランダ ING社のCIOであるPeter Jacobs氏は、Agile India 2018で講演を行なった。Agileへの取り組みの発展と実践が、組織が正しくコトを行うことにどう役立ってきたか、そして、正しいコトを行なっていると保証するために現在直面している課題について話した。
最近、”練習が完全をもたらす”という考えが変化してきている。”練習が完全をもたらす。正しいコトを行う練習をしたときに限る。”ということだ。
Agile Manifestoの価値体系に対し、Jacob氏は更に、通常はAgile Mindsetに関連している2つの考えを加えた:チーム間で引き継ぎを持たないこと;MVP(実用最小限の製品)または迅速な市場開拓アプローチである。これらの考えを組織を通して発展させることで、人間の本当のモチベーションの要素3つのうち、不完全ながらも2つがチームのDNAになってきていると見ている。
書籍『Drive, The Surprising Truth About What Motivates Us (邦題:モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか)』の中で、Daniel Pink氏は3つの要素 ー 自律性(オートノミー)、マスタリー(熟達)、目的 ー を分析しており、そしてこれらを行動に落とし込むためのスマートかつ驚くべきテクニックを提示している。このユニークな書籍を読めば考え方が変わり、生き方が変わるだろう。
チームの自律性は既にINGに存在している。なぜならそれは組織的な基盤の一部であるからだ。彼らはいわゆるSpotify Modelにインスパイアされており、チームは分野横断的で、プロダクトを所有し、他人には最小限しか依存せず、そして実際に自分たちで決定し、選択することを許されている。
マスタリーは、ここではクラフトマンシップと呼ぶが、マインドセットによって発展した。エンジニアはスターであり、何が最も自分たちのモチベーションとなるかを考慮に入れてキャリアを形成するというものだ。チームはコードの行で価値を生み出し、それはチームの進歩を意味する生産へのデリバリとなっている。マネジメントチームは主に、他のチームが卓越するように支援部隊として働いている。
Jacob氏の講演のとおり、目的を持つ必要性は以下の事実により、それ自体がアジャイルでは改善されない:
チームはイノベーションがインクリメンタルになるリスクを負って、短期間の影響の中で働く。アジャイルは正しくコトを行うことに焦点を当てている。それ自体正しいコトを行うことに焦点を当てていない。
現在、INGは目的を追い求める方法を、3つのメインエリアで構成している:
- 戦略を次につなげるための四半期のビジネスレビュー。会話は今やプロダクトの能力ではなく、影響に焦点を当てている。以前に発行されたこの記事で、Kent McDonald’s氏のアウトプット対アウトカムに関する更なる見識を得られる。
- デザインシンキング ー アプローチの継続的な構築、成長、改善のマインドセットを変えるもの。そこでチームはソリューションをまとめる前に可能性によって分岐する必要がある。
- 大部屋(Obiya rooms)。4つの壁が毎週、目的は何だったかと思い起こさせる”物理的な部屋”での週次ミーティング。
これら3つのベクトルを仕込むことで、Jacob氏は組織が以下に近付くと信じている:
正しく正しいコトを行う!
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