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VS2017 15.8プレビュー2でCPUプロファイリング、F#サポートが改善

原文(投稿日:2018/06/06)へのリンク

読者の皆様へ:ノイズを減らすための一連の機能を開発しました。関心のあるトピックについて電子メールとWeb通知を受け取ることができます新機能の詳細をご覧ください。

VS2017 15.8の最初のプレビュー版では、ARM64ビルドのサポート、ASP.NETコア向けのDockerサポート、LibManが改めて取り入れられたことが特徴的であった。15.8プレビュー2では、MicrosoftはHyper-Vと互換性のある新しいGoogle Androidエミュレータのプレビューを提供している。これにより、開発者がワークステーションで実行している他のVMと並行して、最新のAndroidエミュレータを動作させることができる。

VS2017インストーラーに追加された高品質なところは、インストールを開始する前にすべてのインストールファイルをダウンロードできることである。初期設定では、十分なファイルがあるとすぐにインストールが開始される一方、その機能は、インターネット接続が遅くて困難な人には、中断や不完全なダウンロードによって完了できないインストールのために時間を無駄にしない。

デフォルトでは、VS2017はソリューションを開くときに、開いていたファイルとドキュメントをリロードする。これは、エラーや不必要に長い遅延の原因となる特定のソリューションについて何か問題があると、面倒なことになりうる。15.8では、Tools | Options | Projects | Solutions | Generalに「ソリューションロード時のドキュメントの再オープン」という新しいメニューオプションが追加された。そのような動きを望まない場合は、オプションを無効化できる。

CPUプロファイラツールに対して、いくつかの注目すべき機能拡張があった。まず、Call Treeビューに非同期コードを表示するという新しい機能がある。CPU使用率のビューをModulesに切り替えると、「モジュール(dll)ごととモジュール内の関数ごとに実行コスト(サンプル数)」が表示される。これにより、プロファイリングされたプログラムの実行を掘り下げ、パフォーマンスを向上させるためにどのような注目すべきかを知ることができる。

F#開発者は15.8プレビュー2でお気に入りを見つけることができるであろう。いくつかの重要なバグ修正が行われ、F# 4.1で無効にされた機能であるFSharpFuncを継承することが可能になった。マルチターゲティングを使用しない.NET SDKプロジェクトの場合、開発者はIntelliSenseのパフォーマンスの向上と構文の色付けに気付くことだろう。

プレビュー版であるため、VS2017 15.8プレビュー2は本番環境では使用すべきではない。興味のあるユーザは、プレビュー1からプレビュー2にアップグレードするか、Microsoftから直接新しいコピーをダウンロードすることができる。

 
 

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