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.NET Core 2.1の不具合のため.NET Core 2.0が延命

原文(投稿日:2018/06/28)へのリンク

Microsoftでは、.NET Core 2.0が「寿命末期」とみなされ、2018年10月1日以降はサポートされなくなることを発表した。.Net Core 2.0はLTSでないリリースとみなされるため、Microsoftは後継がリリースされてから3ヵ月間サポートすることを宣言している。このケースでは、.NET Core 2.1が今年5月31日にリリースされており、.NET Core 2.0の終わりが近づいている。

抜け目のない読者は、10月が5月31日から3ヶ月以上あることに気付くであろう。この寿命の延長の理由は、.NET Core 2.0から.NET Core 2.1へのアップグレードを試みている一部のユーザに影響する重大なバグが原因である。この問題は、 "AppDynamics.Agent.Windows"パッケージがWebアプリケーションの一部である場合に発生するアプリケーションクラッシュ例外(System.BadImageFormatException)である。Microsoftはこの問題を再現し、ブロックアイテムであることに同意している。このようなバグ修正は、2018年8月の.NET Coreのアップデートでリリースされる予定である。Microsoftの目標は、バグの影響を受けるユーザが約6週間で.NET Core 2.1にアップグレードすることである。

Microsoft .NET Core開発者であるNoah Falk氏は、この問題の詳細について、追加情報を提供してくれた。Noah Falk氏は、このバグを修正することで、修正される予定の他の既知の問題の重大性が増したことに注視している。プレビュービルドは、公式のアップデートがリリースされる前に、システム上で修正を確認したい人たち向けに、近いうちに利用可能になる。

MicrosoftのRich Landerが指摘しているように、.NET Core 2.1は長期サポートリリース(LTS)になるため、古いプラットフォームの開発者はできるだけ早くアップグレードした方がよい。.NET Core 2.1およびASP.NET Core 2.1への移行のアップグレード手順は現在入手可能であり、今すぐ準備を開始した方がよい。

Microsoftの.NET Coreサポートポリシーについて詳しく知りたい方向けに、通常のリリースとLTSとの違いを説明した詳細ドキュメントを用意している。これに関連して、.NET Coreでサポートされる全てのオペレーティングシステムが一覧化されている。

 
 

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