MicrosoftはVisual Studio 2017の開発を継続しており、最新プレビューの15.8では多くの開発者にとって有益な重要な新機能が提供される。SublimeとVS CodeエディターのユーザーはVisual Studioでホームにいると感じる新機能が提供される。
コードクリーンアップ (メニューの書式メニューアイテム、またはホットキーCTRL | K, Dで起動される)は、より多くの機能を提供できるように拡張された。 ドキュメントのフォーマットは、行の感覚やインデントをだけでなく、usingの並べ替え、アクセシビリティ修飾子の追加と並べ替え、暗黙的/明示的な型参照、不要なキャストと未使用の変数の削除など、様々な新しいカスタマイズ可能なオプションをカバーするように拡張された。
またオプションダイアログは新しいキーボードマッピングが追加されている。Visual Studio Codeを使い慣れている開発者はVS2017で同じキーボードマッピングを使えるようになりました-- 彼らの指はひとつのキーストロークセットにフォーカスできるようになる。ReSharperを使っているのであれば、VS2017でも同様のマッピングが選択できるようになった。同様にSublimeユーザーはVS2017のIDEでマルチキャレットがサポートされたことをを非常にうれしく思うだろう。これは編集 | マルチキャレット
メニューで設定できる。
このスクリーンショットでは、追加のキャレット(カーソル)が挿入され、Console.Write
メソッドを同時に編集できる。
VS2017の効率的な開始を確実にするための努力を続けているMicrosoftは、拡張機能のロード方法を変更した。15.8では、(認識と実際の)応答性を維持するために、VS2017の起動時に、ソリューションが読み込まれた後で、拡張機能が読み込まれるようになった。
VS2017でアプリケーションのパフォーマンステストをしている開発者は、CPU使用率データの収集を一時停止/再開できる新機能を利用できる。これは、アプリケーションの実行時に利用可能になるのではなく、特定の瞬間に収集を開始できるようになり、不必要なデータの収集量が削減される。
JavaScriptとTypeScript開発者には、エディタでこれら2言語をサポートする言語サービスを改訂した。以前のこのサービスは、単一のNode.jsプロセスで提供されていたが、15.8ではエディタのパフォーマンスを改善するために複数プロセスがサポートされるようになった。1プロセスは、ユーザーの入力に応答して、もう一つは言語解析など実行時間の長いアクションを実行する。
VS2017のESLintの利用は15.8で変更された。linterは、編集されて、保存された後だけでなく、JavaScriptファイルに対して動作するようになった。 .eslintignore
ファイルがサポートされ、linterは特定のディレクトリとファイルを無視することもできる。ESLint 4がデフォルトだが、必要に応じてローカルにインストールされたESLintを使用するために上書きすることもできる。
VS2017 15.8 Preview 3はすでにダウンロードでき、完全なリリースノートが提供されている。このプレリリースソフトウェアは、製品コードのために使用できないが、VS2017のリリースバージョンと同時にインストールすることができる。
Rate this Article
- Editor Review
- Chief Editor Action